そして、達也が岩場の陰にマナマコを発見!
達也「すげえいる!!」
ナマコにとって岩や石は大事な環境。
そして、早川さんにナマコを捕って頂く。
ナマコを触る達也は自然と顔がほころび…
達也「意外と固いんだよね」
この生物こそ、高い洗浄能力を持つナマコ。

水槽に移したナマコは、早速その能力を示し始め…。
達也「もう働いてる」
触手を伸ばして砂をかきあげ、排泄物をとして砂を吐き出すナマコ。
出した砂を調べてみると、もとは黒っぽい砂だったのが、きれいな砂になっていた。
さらに、蛍光顕微鏡でその砂を検証。
プランクトン・バクテリアは光るが、吐き出した後の砂の方が数が少なくなっているのがわかった。

DASH海岸に必要なのは、この野島海岸のような石が多い環境。
しかし、木村さんたちは、学術的には立証されていないが、藻が生えた石より、新しい石の方がナマコが好むという。
そこで、それぞれの石を両端に置いて、その間にナマコを4匹入れ、どちらに移動するかの実験。
すると、すぐに動き出すナマコ。
分速約8cmで移動するナマコ。
待つこと15分。4匹のうち3匹がきれいな石に迷わず移動し、木村さんたちの経験的な見解は証された。
なるべく新鮮なバクテリアを好むためなのか。海の生物の謎の習性だが…。
達也「これでちょっとは土壌改良になるかな」