そこで30cmのスーパーボールの型を作るべく、やって来たのは鋳物で船のエンジンなどを造っている「不二工業」。
早速、スーパーボールの型に合わせて砂を固め鋳型を作る。
次は、熱して溶かしたアルミを鋳型に流し込む。
太一「うわー、すげーきれい」

キラキラと美しいアルミだが、その温度は700℃。達也が慎重にアルミを流し込んでいく横で、太一は…
太一「超きれい、指入れたい」
思わず触りたくなってしまう程、アルミに魅了されていた。
アルミが冷めたら鋳型を砕き、湯口などの余分な部分を取り除き研磨。
太一「よっしゃー!」
これで30cmのスーパーボールの型が完成した。

続いてはゴム作り。
前回同様、レモンに含まれる酸でゴム分子を抽出、温泉の素に含まれる硫黄でゴム分子を結合させてゴムを製作していく。
達也「まずはレモン」
足りないゴム樹液を東都ラバーインダストリーから頂き、レモンを入れて混ぜ合わせる。そして、抽出したゴムの塊を電子レンジに入れ水分を飛ばし、ローラーでゴムに箱根温泉の素を練り込んでいく。
この道40年の三ノ戸さんの職人技でバラバラだったゴムが一つの塊に。
太一「さすがプロ」
これで、オリジナルの特製ゴムの完成。
達也「これはいいゴムだわ」