原料となるゴムは出来たが、型が巨大すぎるため、プレス機に型が入らない。
そこで自動車の部品などをプレス加工している「川口板金」にやって来た二人。
ここにある1200トンもの圧力をかけられる超大型プレス機をお借りして、ゴムを型に押し込んでいく。
太一「うぁー伸びてる」
型の上から1200トンの圧力が加わり、ミチミチと不気味な音を立てながら、ゴムが型に押し込まれていく。
完全に押し込まれた所で、達也がボルトで型を固定する。
達也「すごい」
無事、圧力を加える事に成功し、次はいよいよ焼き入れへ。

鋳物工場の裏にある窯に、先程の型を入れ、適正温度の150℃を保ちながら焼いていく。
達也「開けるよー」
直火でしっかり焼き上げたスーパーボール。
慎重に型を開けてみると、中からこんがりと焼き上がった巨大なスーパーボールが!
達也「うまそー」
その大きさ直径30cm、重さは実に14kg。
さて、肝心の跳ね具合は如何に?
早速、広場に場所を移し高所作業車から落として確かめてみる事に。

達也「うぉ、高い」
高所作業車に乗り、20mの高さからスーパーボールを落とす。
前回の記録は15mだが、果たして!?
達也「おっしゃ、行くぞー」
達也が手を離すと同時に勢い良く落下するスーパーボール。が、
太一「真っ二つだー!」
地面に衝突した瞬間に受ける5トンもの衝撃で、真っ二つに割れてしまった!
達也「どうすんだよ、これ」