サウナで体を温め直した後は、三品目。
ブラジルからのエントリー、「ムケッカ」。
魚介類や野菜を、ココナッツミルクと激辛唐辛子「ピメンタ・デシェイロ」で煮込んだ、家庭料理の定番。
ムケッカとは、ブラジルの中でも北部地方の煮込み料理の総称で、シチューのような煮込み料理でありながら水を使わないのが特徴。
現地では、ご飯にかけて食べることが多い。

唐辛子の辛み成分「カプサイシン」が発汗を促し、汗が蒸発するときに生じる「気化熱」で体温を下げる。
さらに発汗効果を高めるため、ピメンタ・デシェイロの酢漬けもかける。
城島「辛〜っ!でもおいしいな、これ」
汗だくになって食べるが、10分経っても体は熱い状態。
しばらく後、汗もひき、改めてサーモグラフィーで確認。
胸など汗をかいた部分を中心に、かなりのクールダウンに成功した。
ムケッカ、驚くべき納涼効果!

続いて四品目は、タイからのエントリー、「ラープ」。
タイ東北部や隣国ラオスの代表的な家庭料理で、日本語で言うと「ひき肉の香草和え」となる。
豚ひき肉と生のミントをナンプラーで和えた、高温多湿なタイならではの名物料理。
ミントと言えば清涼感!果たしてその効果のほどは…