距離は約40メートル、深さは最大で140センチほど。
小学生とは思えない立派な身体で石を抱える羅門くん。
負けじと、石を肩まで抱えて歩を進める松岡。
川の流れは見た目よりも速く、体ごと後ろへ追いやられる。
さらに深みに入るとその力は倍増した。
33歳と小学生の対決は… 最後の登り坂で羅門くんを振り切った松岡に軍配。
今回、ようやく初めての勝利をもぎ取った。

一方、対決の場を徳島県に移した城島と魔裟斗は、ラフティングのメッカとして知られる吉野川大歩危にいた。
ここで地元の腕白に人気なのが、特製のタタミに乗って激流を下る“タタミ乗り"。
タタミは、実際の畳より一回り大きく、カヌーなどと違い裏表がないため、落下しても反転せずに這い上がることができる。
10センチほどの厚さはダイレクトに波を感じ、スリルを味わえる。
相手はタタミ乗りには自信のある小学生、氷雅くん。

コースは吉野川大歩危の特別コース約200メートル。
前半は穏やかだが、後半に激しい瀬が待ち受ける。
スタート合図のホラ貝が鳴り、一斉に波へと漕ぎだす。
行く手に激流の波が押し寄せ、バランスを崩した氷雅くんを魔裟斗は見逃さなかった。
激流と格闘しながら残り30メートルところで氷雅くんが再び波にはまり… 勝ったのはタタミ1枚分で魔裟斗だった。
今回の勝敗は2勝4敗。負けず嫌いの元腕白たちの戦いはまだまだ終わらない・・・