早速、総重量70kgのヘルメット潜水器を装備し、中性浮力訓練を開始。
達也「難しい」
送気バルブと排気弁を交互に使い、空気の微調整を繰り返し、中性浮力のイメージを体にしみこませる。
そして次に行うのが、吹き上げ体験訓練。
吹き上げとは、送気バルブや排気弁の調節に失敗し、潜水服内に空気が充満し、風船のように膨らんでしまい、急に浮き上がり身動きが取れなくなってしまうこと。
達也「動けない。めちゃめちゃ怖いです」
このような危険な状態を体験することも訓練には重要なこと。

この体験したことを基に超えなくてはならないハードル。
それが、潜水士筆記試験。
試験科目は、潜水業務10問、送気・潜降及び浮上10問といった、計40問からなり、合格ラインは6割以上。
問題集15冊をこなし、試験日当日を迎えいざ試験開始!!
4時間に及ぶ潜水士試験を終えた達也は…
達也「やるだけはやりました!!」
合否発表は1週間後。果たして結果はどうなる!?

一方、6月半ばに作ったアマモの生け簀の種子の様子はどうか?
7月中旬となり、引きあげて確認してみると…。
葉は腐って、種子は底の方に溜まっていた。
が、中には白っぽいものも多く、もう少し成熟させたほうが良いと、木村さん。
こちらは後ひと月待つ事となった。