喧騒を離れ、ギザの街にようやく入った達也。
できるだけ歩数を使わぬ移動手段をと、エジプトではポピュラーな、馬車に乗り込む。
あふれる馬とラクダで渋滞が起こる特徴的な風景。
新婚旅行でここを訪れたという日本人観光客にも、声援を頂いた。
しばらくすると運転手が降りるよう促し反対車線のバス停を指し示す。
だが、そのバス停の時刻表には、数字か文字か判別不能なアラビア語が。
地元の方の案内は、ラムセス行のバスがあるのは、離れた大通り。
そこまではトゥクトゥクで、とのこと。
しかし、トゥクトゥクの運転手は驚く事に少年だった。エジプトではトゥクトゥクの免許は必要ないという。

バルセロナでは太一が、壁伝いに、下り坂の滑降にと、寄り道を挽回するべく奮闘していた。空港へ、あとは地下鉄を乗りつぐだけ。
と、地下鉄コイブラン駅へ降りる階段。
トランク片手に節約歩幅で危なっかしい動きの太一を見かねた美女が、トランクを持ってくれた。
太一「恋に落ちそう!」
そんな恋の予感で、がぜんやる気の太一は、階段スロープの上を滑って、さらに歩数節約。
無事、ホームに到着し地下鉄乗車。一気に空港列車が発着する、サンツ駅を目指す。

セグウェイで移動中の松岡は、ノートルダムの鐘の音を聞いたところで、ツアーのみんなと別れ、バスで目標のパリ北駅を目指す。
だが、北駅へ向かうバスが、目の前を通過。乗り過ごしてしまった。
次なるバスを待っていると、思わぬ北駅へのナビゲーターを発見。
パリのトゥクトゥク車内には優雅なメロディーも流れ、
松岡「曲といい、風景といい、どんだけパリだよ!」
さすがは、おフランス風。
改めてパリを堪能しながら、トゥクトゥクに乗って一路北駅へ。