一方、達也の乗るトゥクトゥク。
そして目的のバス停付近で下車。
ラムセス行きのバスを探すが、乗りきれないほどの人たちが、バスに飛び乗る光景。目的の空港行きのバスはないが、地図で確認しながら、小刻みを覚悟で少しでも前進することを選択。
方向的には同じ、ギザのバス停まで進む事に。
だが、移動中のバスの中でも楽は出来ず、
達也「(座る)お尻の下がエンジンで、燃えるように熱い!」

バルセロナの太一は空港への窓口、サンツ駅に到着。
しかし、惜しくも空港行きの列車は太一を乗せる前に出発。
乗り過ごした代償は30分の待ちとなった。
ここで歩数計が示す数字は、1000を越え。
作戦を変更し、空港行きバスが出るカタルーニャ広場へ。
広場にはバスらしき姿。だが、先を急ぐもハトの群れが行く手を阻む。
バスターミナルに到着するも、そこは第2ターミナル行き専用の乗り場。乗る予定のローマ行き飛行機は第一ターミナルからの出発。
目的地を第一ターミナル行きのスペイン広場へ軌道修正するハメに。

一方、松岡は、空港への玄関口、北駅に到着。
思いもよらぬ駅の大きさ。その規模にわずかな不安がよぎるが…
エスカレーターが止まり、仕方なく歩数を重ねる。
まだ道は険しいか。
そのころ、ギザ中心部に到着した達也。
道を尋ねた美人学生たちに心躍らせ、教えられた通り、水上バスでナイル川対岸へ。パスタ風エジプト飯に舌鼓を打ちながら。
太一は、スペイン名物生ハムを豪快にほお張り、バルセロナの海岸沿いをトゥリタクシーに乗って走行中。
太一「トップレス?」
そこには女性もいたが… 人目をはばからない裸の男性も。