一方、IKKOは美容師の下積み時代から20年来の付き合いという、カツラ屋「コマチヘア」の岩崎嘉玖子さんに知恵を借りたが、判らず。
そして、長瀬がお連れしたのは、観劇が趣味で和服が似合う村田ひろみさん。
村田さん「ゴキブリを獲る(虫のトラップ)」
残念ながら、これも不正解。
ついに行き詰ったか?と、そこで不意に出た会話。
城島「当時はこの色(黒)しか無かったんやと思う」
長瀬「なるほど、“電話"とかね」

これで、全員がひらめいた。

長瀬は、受話器の話し口に蓋ができる「電話の保留器」、城島は、ねじ穴を回すことで電話をかける「昔のダイヤル」、IKKOは、受話口に装着する「スピーカー」と解答。
しかし、どれも不正解。
残り8分、電話機に関する道具だと確信し、別の用途を探る。
と、ここでIKKOと長瀬がひらめき、連続正解!
またしても城島一人が、頭を悩ませる… が何とか正解へたどり着く。
城島「話す部分(受話器の話し口)に付ければ消毒効果がある」

明治30年代に考案された、受話器の話し口を消毒する『電話口自動消毒器』。
スポンジ状の部分に消毒液を染み込ませ、送話口に取り付け開閉することで、通話と消毒をくり返すことが出来る。
明治から昭和初期まで、日本では結核が国民病と言われる程猛威をふるった。
昔の電話は共同で使うものが多く、結核の空気感染が懸念されおり、その予防も兼ねて作られた。
先人の知恵が隠された、今は使われない昔の道具。
次に荒俣店主から出題される“謎の道具"は一体どんなものなのか!?