続いて第2問目は、昭和30年代、お役御免の道具。
回転するギアにカッターが付いた、電化製品らしき箱型の代物。
上部のスイッチを押すと、カッターが歯車の位置まで下りてくる構造で、物がはまる様なくぼみや、その上部に磁石も付いている。
と、またしてもIKKOが先陣を切って、解答部屋へ。
そして、見事正解!一回で謎の道具の正体を暴いた。
一方、城島は「えんぴつ削り」、長瀬は「自動りんご皮むき器」と解答。
どちらも生活に密着したものと予想するも不正解。
そこで、電源を入れて作動させてみると、上部のスイッチを押している時だけ、カッターが下がり、歯車が回転することが判明。

と、ここで長瀬が直感を働かせ、IKKOに続き正解!
一人正解を導けない城島は、以前2度も正解を教えてもらった、頼りがいある、電気屋「ラブス」の飯塚武さんに助けを求める。
と、道具を見るや否や
飯塚さん「缶切りですね」
その通り、正解は昭和36年に発売された『電気缶切り』。
缶を缶当てのくぼみに密着させて、磁石を蓋にくっ付け、スイッチを押すとカッターが缶に刺さり、ギアが缶を噛んで回転することによって、自動的に缶が切れる仕組み。
当時の家電メーカーは、何でも家電で作ってみようという風潮があり、子供たちが使う消しゴムや、ハサミまでも家電として発売されていた。

そして、最終問題は、昭和20年代、お役御免の道具。
折り畳み式の手鏡のような形状で、一方は輪っかになっていて、一方の真ん中にはスポンジ状のものが貼り付けてある。
さっそく、真ん中のスポンジから発想し、
城島「(事務用の)切手貼り」
と、解答するも不正解。さらに、
IKKO「(飲み物の)ビンの蓋代わり」
長瀬「急須の蓋に使う」

と、答えるも立て続けに不正解、やむなく街に聞き込みへ。
城島が伺ったのは、駄菓子や玩具を扱う「柴崎商店」の山中弘一郎さん。
古い玩具ではないかと予想し店内を探していたが、ふと、懐かしの面白駄菓子「ようかいけむり」を発見。
しばし懐かしさに浸り、童心に帰る城島だった…