長さ80cm、太さが10cmの筒になっており、横には穴があいているため、小さなアナゴは逃げ出す事ができるが、大人のアナゴは返しがついているため逃げる事ができない。
斎田さん「餌の匂いに誘われて、アナゴがアナゴの意思で入る」
これを、一本の本綱に30m間隔で海底に設置。
使う餌は、匂いの強いイカとイワシ。

このアナゴ筒を、慎重に60本設置し、1時間程待つ。
そして1時間後、アナゴ筒を引き上げると…
達也「いるぞ!」
アナゴ筒に入っていたのは、まさに江戸前のマアナゴ!
マアナゴは意外に凶暴で鋭い歯で噛む事もある。
達也「アナゴ全然かわいくない!こわい!」
アナゴはウナギの仲間で、ウナギよりも深い海にすむ。
体色はウナギに比べ茶色く、横っ腹には白い点々があるのが特徴。
顔つきも、しゃくれたウナギに比べて、アナゴはスマート。

美味しいアナゴは、体が薄い茶色で、お腹が黄色がかっている、ぽっちゃり型。
斎田さんのアナゴは 東京湾の最高級ブランド「小柴のアナゴ」として、1キロ2,000円以上。
その品質を保つため、美味しいアナゴはノーストレスが理想。
興奮して出すヌメリや触って出来る内出血はアナゴの味を落としてしまうため、捕まえたら元気なアナゴを手で触る事なく、水槽へ。