2月3日

DASH村の節分はにぎやかなものでした。
秋に収穫してから大切にとっておいた大豆を炭火で煎り、勢いよくまきはじめると、案の定、八木橋、マサヨ、北登は目を丸くして集まってきました。
今年はまさに、みんなであげた雄叫び、「鬼は外、福は内」のとおりになってほしいものです。

さて、DASH村にはアイガモのいる溜め池とは別に、水田の脇に浅い池があるのですが、こちらは、今、氷に覆われています。
この氷は、厚さ3センチくらいで、人間もちょっとなら乗ることができます。
ただ、足に力を入れると、割れてしまうので、ここで遊ぶことができるのは体重10キロの北登だけ。
北登は最初、氷を怖がっていましたが、私が綱を引いて誘導すると、つるつるすべって氷の上を行ったりきたりしていました。そして、氷に映る自分の顔を見てはきょとんとしていました。
初体験のスケートは、なかなか不思議なものだったようです。


ただ、この氷のたのしみは、スケートだけにとどまりません。
晴れて氷が割れたとき、1年半DASH村で生活してきて、はじめて出会う新しい光景が現れたのです。
それは・・・「流氷」。
厚みのある氷が無造作に割れたさまは、本当にちょっとした流氷で、顔を寄せてみるとダイナミックに迫ってきます。日の光を受けてキラキラと光る様子は、それこそ真冬の神秘でした。

DASH村の大地は季節ごとにさまざまな姿を見せてくれます。




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