2月10日

今週は暖かい日が続き、アイガモの溜め池に張っていた氷も融けたので、ある晴れた日の午後、溜め池の土手に腰掛けて、アイガモたちの様子をじっくり見てみました。

15羽のアイガモたちは、いつも団体行動をとるようでいて、実は、それぞれ思い思いにすきなことをしています。
池をゆうゆうと泳ぎ回るもの、土手で仲間と寄り添って昼寝をするもの、青空を見上げながら日向ぼっこをするもの・・・。最後に誕生した「うずら」も、こののんびりとした行動が大好きで、天気のいい日は土手の隅っこでまるくなって昼寝をしています。
この気ままなアイガモたちを見ていると、こちらまでのびのびとした気持ちになっていきます。

のんびりとしたアイガモとは対照的に、元気いっぱいのアイガモもいます。
岸の土をつついてみたり、水の中で逆立ちをしてえさを探してみたり、ガアガアガアと鳴いてみたり、羽をばたばたさせてみたり、と、次から次へさまざまな動きを繰り広げる元気な仲間たち。こちらは、特にオスたちなのですが、もう、ばたばたばたばたしていて、動きを目で追いきれないほど。いつもみんなの先陣を切って動く「ツメジロー」も、この仲間で、よくオスの暴れん坊4羽組と一緒に池の中をジャブジャブと泳ぎまわっています。

アイガモをじっと見ていると、アイガモたちにも表情があることがわかります。
仲間に必死で語りかけているもの、ひそひそと世間話をするもの、仲間にちょっかいを出すもの、ひとり考え事をしながらぽつんと散歩するもの、寒い寒いとばかりに小屋へ帰ってゆくもの・・・。
ここには、DASH村の中でも独立した15羽の楽園、「アイガモ村」があるようです。




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