2月24日

まさか、あの京料理でおなじみの湯葉を自分の手でつくることができるとは・・・。
これまで、収穫したものでさまざまな料理をつくってきましたが、湯葉は特につくるのがおもしろいものでした。
まず、大豆をしぼって得た、コクのある豆乳を、土鍋にたっぷりと入れて炭火にかけます。そして、沸騰させないように、炭の置き方に気をつけて温度を約80度に保つようにします。すると、10分くらいで自然に表面に膜ができてきて、これをすくったものが、あの湯葉。
ほどよい厚さに張った湯葉をすくい上げて味見をしてみると、歯ざわりもよく、繊細で深みのある味です。
またひとつ、大豆のおいしい味わい方を発見することができました。

この、DASH村の汲み上げ湯葉は、八木橋、マサヨ、北登も喜んで食べていました。
特に、北登は大豆が大好物。湯葉を差し出すと、すばやく寄ってきて、「湯葉をください」とばかりに神妙な顔つきでおすわりをしていました。

北登は、汲み上げ湯葉の味をお上品に堪能するなかなかグルメな犬ですが、実はスポーツもたしなみます。最近は、キャッチボールに夢中です。ボールを見せただけで捕球のかまえに入り、投げると黒い目を丸くして必死になって捕ろうとします。最初は捕りそこねることが多かったのですが、最近では見事にキャッチできるようになりました。そして、ちゃんと、捕ったボールを私に返してくれます。

春の香りが風に乗ってそっと忍び寄るDASH村。
これからも、収穫したものを工夫しておいしいものを、そして、おいしいものを味わうためによりいっそう味わい豊かな作物をつくっていきたいものです。




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