5月5日








DASH村の年老いた桜は、今年もふんわりとした美しい花を見せてくれました。
青空を背景に、根元から枝の先までいっぱいに咲いた薄紅の八重の花は、まさに春の真昼の大花火。桜の時は普段は音のないDASH村が、何か、お祭りのときのようににぎやかになった気がしました。
ただ、この桜は、弱っているからこそ生き延びるために懸命になって花をたくさん咲かせているとのこと。桜はぱっと華やかに咲いてさっと散るところが美しいと思いますが、その、ある限りの力をふりしぼって精一杯、花を咲かせるという話も、また、力強さを感じて印象的でした。花が咲いたから安心、というわけではないようで、これからもまだまだ見守っていきたいと思います。

さて、こいのぼりの泳ぐDASH村には、八木橋とマサヨのおめでたい話があります。
最近、マサヨの様子がいつもと違います。体重も増えましたし、座っていることが多いのです。そして、体つきにも変化が見られます。
マサヨが子供を産んで、あの小さいころ鳴いてばかりいた八木橋が一家の主に、と考えるのは気が早いものですが、もしそうだとしたら喜びの季節。
がんばるマサヨ、八木橋、そして、北登やアイガモたちと一緒に安産を祈りたいものです。


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