9月1日




晩夏のDASH村の空は、道端に咲いている露草のような真っ青で、雲はひとつもありません。
またまた暑さが戻ってきた今週、田んぼでは赤とんぼやオニヤンマがぐるぐると回り、草むらのシロツメクサにはチョウがとまってはひらひらと次の花を探して舞っていきます。

それにしても、DASH米は一時、またしてもいもち病か?と、重苦しい空気が流れましたが、なんとか持ちこたえ、花も咲き、力強く育っています。
イネの花は、白く、花粉のようで、触れると落ちてしまうのではないかというほどにはかない印象を受けます。ただ、たくましく育っている茎や葉と同様、花も丈夫で、強い風が吹いても飛んだり落ちたりすることはありません。
この、花のついている穂が少しずつ育ち、はやく実りのときを迎えてほしいものです。

畑の夏野菜は、収穫の季節を迎えました。
トマト、なす、ピーマンは、つややかに光る活き活きとした美しい実をたくさんつけました。そして、とうもろこしも皮をはいでいくと、宝石のように光る黄色の粒が、すき間なくついていました。
DASH村では、まだまだ、紹介しきれないほどにたくさんの様々な作物づくりに挑戦しています。これからも、うつろう季節とともに、成長を見つめていきたいと思います。

ただ・・・問題がひとつありまして、今、DASH村では、水が不足しております。
そこで、夏の日差しにも負けず、したたりおちる汗をぬぐいながら、水が噴水のように湧き出ることを夢見て井戸掘りに挑んでいるのですが、なかなか先が見えません。
今、ここにはじまった新たなる挑戦、井戸づくり。果たして水は出るのでしょうか?



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