3月16日

まだうっすらと雪の残る田んぼにやってきた黒と白の模様の鳥。
北登も気になるようでじっと見ています。
これはセキレイでしょうか。
田んぼに張った薄氷の上を跳ねるように渡っていきます。


この鳥は普段からDASH村にいる鳥なのですが、人の気配に敏感で近寄るとすぐに逃げてしまいます。
鳥というのもいろいろで、カラスや鳩のように人の頭の上すれすれのところを飛んでいくようなものもいれば、この鳥のように足音を立てただけで飛び立ってしまうようなものもいます。
同じ鳥でも様々なものですが、この鳥のように手が届かないものの方が、惹かれるものです。


春も近づくDASH村。
そびえるようにあった水車の脇の氷の柱は、日に日に融けて足元にわずかにあるばかりです。
日もずいぶんと長くなりました。夕方は6時くらいまで日が残っています。そして、植物たちはこの日の長さの変化や温度の移り変わりから季節を知り、芽を出し、花を咲かせることでしょう。



DASH村では、すでにふきのとうが、顔を出しました。つくしや数多くの草花が咲くのもまもなくです。
毎年やってくるこの季節。
季節の移り変わりが人の心にもたらすものの大きさを思うと、これには感謝すべきことがいろいろとあります。





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