そんな村のクリスマスだが、ツリーの飾りとなった星は満月に負けないくらい綺麗で、そんな空を見ていると、なんだか神聖な気持ちになった。そして幸せな気持ちになった。 その幸せは、最近は夜だけでなく、昼間も続いている。 その理由は、初雪も降りそろそろ真冬に突入かと覚悟を決めたにもかかわらず、いまだミツバチも飛びたくなるような陽気な日が続いているところにある。初雪は雪に憧れる私の妄想だったのかと疑ってしまうくらい。それぐらい暖かいのだ。 |
確かに今年は暖冬とは聞いていたけれど、村では初雪が例年通り降った。だから天気予報など全く当たらないと思っていた。しかし、見事暖冬予報が的中してしまったようだ。 暖冬だと1年中暖かくて村の住人は嬉しいけれど、作物や花にとっては一大事である。勘違いして桜のつぼみも少し大きくなっている気がする。もう春が来ると思ってしまったのだろう。冬の桜も見てみたいけれど・・・春に桜が咲かないもやっぱり寂しい。 |
そんな心配をしていたら、空から白いものが落ちてきた。雪だ。1週間ぶりぐらいの雪。太陽輝く空から雪が降ってきた。本当、冬の天気も気まぐれだ。 「女心と秋の空」というが「女心と冬の空」に改めたほうが良いのでは・・・・ |