深々と降る雪。 真っ白な雪が、村を優しく包み込む。 暖冬傾向のこの冬は「積もる雪」ではなく、魅力的な「降る雪」。 静かに深々と降る雪を見ていると、とても安らかな気持ちになれる。 |
そして、雪の日ならではのこの静けさが私は好きだ。音がないシーンとした世界、もしかしたらシーンという音がする世界なのかもしれないけど、それがより白い雪を引き立ててくれる。雪の日限定の世界、たまにはこんな静かな村があってもいいかもしれない。 |
でも、雪の日はなぜこんなにも静かなのだろうか。いつもは聞こえる鳥の声や水の音も聞こえない。水車もこの寒さですっかり凍ってしまったからだろうか。 雪の日は静かだという私の思い込みかなと思っていたけれど、そうでもなく、雪自体が音の反響を吸収するため、本当に静かになるらしい。それを知って雪は音までも包み込んでしまうのだと、雪の魅力を改めて感じた。 |
今年もあと3日。少し寂しい気持ちになるけれど、来年もすぐそこ。来年はどんな一年になるだろうか、来年も皆様にとって良い年でありますように。 |