今年もあとわずか。
「師走」という文字通り、12月に入ってからは私の師である明雄さんも私とともに大掃除や正月の準備で走るように毎日が過ぎている。

 そんな慌ただしい中、今日は「冬至」。冬に至ったわけです。
冬至とは、簡単に言うと一年のうちで昼が最も短く夜が最も長い日。この冬至を境に日はどんどん長くなる。そう思うと少し嬉しくなった。なんだか少し春に近づいた気がしたから。




 でも実際の天候は「春」には程遠い。雪と間違えてしまうくらいの大霜が日々降りている。やはり冬至を迎えても、すぐには暖かくならないようだ。
  その証拠に冬至には「冬至冬なか冬はじめ」という諺がある。
これは太陽の光からみた冬は、すでに折り返し点であるのに対して、気温からみた冬はこれからが本番という意味らしい。つまり、本当の寒さはこれからということ。

 冬至は「冬の真ん中」ではなく、「冬のはじまり」だったのだ。
冬至は春への一歩だと思っていたけれど、そうでもないみたい。やはり春はそう簡単にやってきてくれないもの。
寒さ厳しくなる中、残りわずかの2008年。健康に気をつけよう。

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