「村で生まれ 村を育てる カブト虫」 |
最近は、毎日のように草刈りをしている気がする。夏草の伸びる早さには本当に驚かされるものがある。 少しうんざりしながら今日も草刈り、伸びをした私の視界に入ったのは空に浮かぶ夏の象徴「入道雲」。青い空に真っ白な雲。あのモコモコが綿菓子に見えてしまうのは私だけだろうか。綿菓子みたいな雲を見ていると、つい手を伸ばしたくなってしまう。 甘いもの好きにはたまらない雲。いつかチャンスがあれば食べてみたい。 |
そんな雲を眺めていると、黒い大きな虫が私の前を横切った。 その虫は、こちらも夏の象徴と言える「カブトムシ」。 小学生の頃よく近くの神社に捕まえに行ったことを思い出す。 そんな懐かしの「カブトムシ」を、この夏村の里山でたくさん見ることがで きた。 |
小屋の中には今まで見たことがない数の「カブトムシ」がいて、子供の頃「カブトムシ」を捕まえてワクワクしたあの気持ちが蘇ってきた。大金持ちになった気分というか、とにかくとても嬉しかった。 カブトムシが作ってくれた良質な土で、もっと里山の環境が良くなってくれるといいな。 |