「丹波発 里山が育む、栗とマツタケ」 |
京都では、栗の木を一から栽培・管理し、充実した栗がなりやすい 環境をつくっている。様々な工夫があって、あんなに大きくてきれいな栗が出来るのだ。今回、栗について教えてくれた山内さんが、「少しでも大きい栗をつくりたい」と熱く話していた事が印象的で、かっこいいと思った。山内さんを含め、全国様々な土地で学び、出会った方々は、自分がつくる物には熱い思いを持った人ばかりだ。 |
しかし、この希少なマツタケが人間の生活に密接に関係しているとは思わなかった。マツタケが生える条件として、地面に日が当たるように間伐し、菌がアカマツと出会いやすくなるように地かきをして整備をしてあげなければならない。こうしないと、里山が鬱蒼としてマツタケは減るばかり。僕は、マツタケというのはむしろ人が入り込めないような山の奥にある物だと思っていたので驚いた。 毎回のように驚いて、毎回のように初めての体験をし、身を以て色々と学んでいる。そして、その根底にはいつもいつか村に活用したいという事がある。村でマツタケを収穫できる日が早く来るといいな。 |