「福島に帰って来た新男米」 |
ただ、DASH村からつながっているモノがある。それがDASH村オリジナル品種・新男米。 お米は時間が経つと発芽率や品質が落ちてしまうので、DASH村からは離れてしまうが新男米が絶えず、「つながる」と言う事はとても重要な事だった。昨年は米の勉強にと尋ねた日本一の米どころ、新潟県南魚沼市の鈴木清さんの田んぼに植えさせて頂いた。日本一の米どころだけあって、立派なお米が収穫出来た。この新潟から受け継いだバトンを今年は福島の地に戻し、DASH村から少しでも近い場所で育てる事にした。福島はDASH村がある土地。DASH村ではないけれど、福島で植えられると言う事は、特別な意味があった。 |
去年同様、明雄さんの畑に集まり、みんなで迎えた大収穫祭。こうやって、顔を合わせられる事が何よりだ。みんなで笑いながら食べるお米もまた格別だと思う。 そして、今年はそれだけではない。田んぼと平行して福島の地で作物も育てた。そこにはおなじみのトマトやピーマン、胡瓜の他に、熊本県を訪れ際に苗を頂いた大長なすも植えた。そして、そこに今度は長野県を訪れた際に発見したピンク色のハウスを建てた。 新潟県からバトンを受け継ぎ、生き続ける新男米、そして、畑には全国を農業研修しながら学んだ事を取り入れられた。福島県に戻り、続けられたと言う事は、そう言った積み重ねがあったからこそ。DASH村は離れざるを得なかったけれど、確実に得られたモノは沢山あったと思う。そして、来年もさらに色々なものを吸収し、13度目の稲刈りが出来たらいいな。 |