2008年10月 オオスズメバチ襲来
取り組んで4年目を迎えたニホンミツバチの巣箱、順調に巣作りに励む働き蜂に紛れ、突然鋭い顎を持つオオスズメバチが現れた。その大きさは、ミツバチの約3倍でスズメバチの中では世界最大。
蜜集めから戻ってきたミツバチが何匹も襲われ始め、ミツバチの巣を見つけたオオスズメバチは仲間を呼ぶ「餌場マークフェロモン」を塗りつけ応援を呼び始めた。
そんなオオスズメバチに対抗し、ミツバチ達はオオスズメバチがいない隙をねらって、非常事態を知らせる「警戒フェロモン」をまく。すると、ミツバチ達は総出でスズメバチがフェロモンをつけた部分をかじったり糞状の物質を撒き散らしてスズメバチの匂いを消そうとする。そのため、スズメバチに狙われたミツバチの巣では、入り口が非常に汚くなる。
ミツバチの抵抗もむなしく、オオスズメバチが何匹も戻ってくる。
もう、これ以上襲われたら大変だと思い、急いでスズメバチ駆除名人の方に来てもらった。名人は簡単に網で捕獲し、素晴らしい手さばきでオオスズメバチを退治して下さった。 |