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陽風台クリニックの副院長・内科医。
聡明で医師としても人気があり、若くして副院長に。
実は若い時に両親を交通事故で亡くしていて、
親がいない事を理由に周りから同情されることを嫌い、
何事も全力で打ち込むように。医大に進学し、
医者として成功することで、自己肯定感が高まっていく。
仕事も家庭も完璧で、理想の人生を手に入れたと思っていたが・・・
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陽子の夫。
陽子が出資して立ち上げた映像制作会社の社長兼監督。
かつて登竜門的な映画賞を受賞したが以降ヒットはない。
経営能力はなく、会社は経営不振に陥っている。
陽風台で育ち、地元の友達が多い。誰にでも優しい性格で異性にモテる。
妻を愛している気持ちに嘘はないが、若い理央にも本気で惹かれてしまい…
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投資家で地元の名士でもある一家のひとり娘。
昂太の不倫相手で、料理講師見習い。撮影の現場で料理監修を
手伝ったことがきっかけで昂太と出会い、やがて惹かれるように。
料理上手で家庭的な面を併せ持つ。
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昂太の同級生。
会計士で、昂太の会社の経理を担当している。朋美という妻がいるが子どもは望んでいない。
内心では、陽子と結婚し、好きなことを仕事にしている昂太をうらやんでおり、陽子に“ある復讐”を持ちかけるが……。
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自宅で絵画教室を開いている。夫の基樹が子供を望んでいないことが悩み。
陽子は信頼を寄せているが……。
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婦人科医。陽子の昔からの同僚で、昂太、基樹の幼なじみ。
陽子から、昂太の不審な言動について相談を受け、「考えすぎ」だと笑い飛ばすが……
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社会の底辺で生きるしかないとあきらめていたが、陽子との出会いで変わって行く。
そして陽子から、ある頼み事を持ちかけられる。
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芽衣の恋人。
芽衣いわく「お金がないと荒れるが、普段はいい人」。DV癖があり、芽衣を助けにきた陽子のことも恫喝する。
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地元の名士である。昂太は自分の映画への出資を徹郎に相談するが・・・。
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陽子の患者で、陽子に絶大な信頼を寄せている。料理研究家でもあり、
プロデュースしたレストランのオープニングパーティで、陽子と理央を偶然、引き合わせる。
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昂太の母・由紀が入院している病院の院長であり、由紀の主治医。
陽子が昂太の嘘に気づく、ある決定的な一言を放つ。