放送内容2024年4月21日(日) 24:55
3・11大震災シリーズ(106)
汐凪と、ずっと
~父と娘が紡ぐ“きぼう”~

家族の日常を一変させた東日本大震災。福島県大熊町の木村紀夫さんは、津波により父と妻を失った。さらに小学1年だった次女の汐凪ちゃんが行方不明になるも、原発事故により自宅周辺に立ち入れず、捜索は制限された。原発への怒り、津波の怖さを教えられなかった後悔に苛まれた木村さん。あの日から13年、娘を捜し続け、娘の生きた痕跡を辿り、分かってきたこと…。悲しみを繰り返さないために、2人が見つけた“きぼう”とは。
語り/皆川猿時 制作/福島中央テレビ 放送枠/30分
- 再放送
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2024年4月28日(日) 8:00~ BS日テレ
2024年4月28日(日) 5:00~/24:00~ 日テレNEWS24
災害
- 2025年3月9日(日)25:05【拡大枠】3・11大震災シリーズ(107)
東日本大震災14年
私たちのあの日
~紡がれる記憶 伝えたい想い~被災したその人にしか語れない“言葉”がある。「もっと語り合いたかった」「あの時、手を離さなければ…」。今も大切にしているモノ、忘れられないひと言、目にした光景などとともに深く刻まれたあの日の証し。そして、被災者たちの言葉は“メッセージ”へと変わり始めている。「自分の命は自分で守って」「災害を自分事化して」「ご近所を大切にして」。東日本大震災から14年。紡ぎだされる心の声から幸せの本質が見えてくる。 - 2025年2月16日(日)24:55追憶の友
子どもたちが見た中越地震20年2004年の新潟県中越地震で児童3人が亡くなった小千谷市の東山小学校。遺影の中で微笑む友に見守られながら同級生たちは卒業の日を迎えました。集落には3人の追悼の碑が建てられ、地震が起きた10月23日に鎮魂の祈りが捧げられてきました。友との突然の別れを経験した同級生たち。それぞれの道に進み大人となり親になりました。ずっと忘れないから―。そう誓ったあの日から20年。いま亡き友へ伝えたい思いがありました。 - 2025年1月26日(日)24:55あなたを失って⋯
〜能登、そして遺族の1年〜2024年元日。最大震度7を観測した能登半島地震。石川県内では500人以上が犠牲となりました。家族や親族を一度に10人失った人。助けを求める妻子を救えなかったと悔やんでいる人。遺族たちは決して癒えることのない大きな心の傷を抱えながら、再び元日を迎えました。能登は少しずつ復旧に向かい震災の爪痕も薄れつつあります。でも、そこに生きていたことを忘れないでー。遺族の1年を見つめました。 - 2025年1月19日(日)24:55ここに、たしかに、死があった
大震災を知らないあなたへ阪神・淡路大震災から30年。壊滅した神戸の街は再開発で生まれ変わり、被災の痕跡は消えました。「想像できない」「戦争のような古い出来事」。しかし、たしかに、ここには死がありました。母を亡くした兄弟。2人の子を亡くした父。教え子を亡くした教諭。残された人たちの30年をたどり、大震災が奪ったものの大きさと尊さを伝えます。備えのきっかけとなる小さな種を撒くために。いつか必ず、大地震は再び起きるのです。 - 2024年11月3日(日)24:55「神も仏も・・・」
~能登半島地震と豪雨 被災者の10か月~能登半島地震で被災した石川県輪島市の郊外にある三井町(みいまち)。避難所となった公民館には家や家族を失った人たちが身を寄せ合っていました。館長の小山栄さん(72)は、様々な行事を開くなどして住民を元気づけます。町では多くの田んぼも被害を受けましたが、奮起して土を耕し、収穫を心待ちにする人も。被災者たちも仮設住宅に移り、ようやく平穏が戻ってきた矢先、奥能登を豪雨が襲いました。能登の人たちの思いは…。