クリスマスイヴを迎えた午前0時、街中ですれ違うガックン（溝端淳平）と七海（佐々木希）。他人同士の二人には約20時間後、ともに“奇跡”の瞬間に遭遇する未来が待っていた。

会計士試験を控える青年・ガックン。イヴの朝、自分の部屋にあるはずのくまのぬいぐるみのダッフィーがなくなっていることに気付き、大慌て。前の晩、酔っ払っていたガックンはダッフィーの首についている小瓶にラブレターを入れていたのだ。

自分が書いたラブレターを取り戻すため、ガックンはダッフィーを必死に探し始める。

一方、恋人のいないクリスマスを毎年過ごしてきた、デパート店員の七海。半年前、七海はビンゴ大会で東京ディズニーシーのペアチケットを引き当てた。

その時、同僚から「クリスマスイヴに一緒に行こう」と声をかけられる。いよいよクリスマスイヴ当日。しかし、同僚には他にプロポーズする相手がいたことが分かり、七海はヤケになり、ディズニーシーのチケットを捨てようとする。そこに宅配業者の祝（千葉雄大）が現れる。

ディズニーシーで情報番組の中継を任された新人ディレクターの立花（臼田あさ美）。クリスマスケーキ作りで忙しいパティシエの静江（原史奈）。落ち目のミュージシャン・エージ（ダイアモンド✡ユカイ）。

それぞれの事情を抱えた人々の恋がハッピーエンドに向けて動き出す――。