2006.12.09 開幕は明日!FIFA公式会見でカズが「僕が出れば・・・」
開幕を明日に控え、FIFA(国際サッカー連盟)による公式会見が都内で行われました。
会見には、コロスコフ・クラブワールドカップ組織委員長、リンジーFIFA事務総長、
川淵三郎キャプテン(日本サッカー協会会長)、小倉純二FIFA理事に加え、
今大会のアンバサダー(親善大使)を務めるKINGカズこと三浦知良(横浜FC)も出席しました。
昨年、オセアニア代表シドニーFCの一員としてこの大会に出場したカズは
「日本でこのような世界の大会が見られるのは素晴らしいこと。
滅多に見ることのできない大陸の強豪同士が対戦するわけですからね!
僕も大会成功のためにどんどんアピールしていきたい。」と語りました。
さらに、チケットの売り上げ向上について質問をされると・・・。
「本当は僕が出たらいいと思う(笑)」と会場を笑わせたカズでしたが、最後には
「選手はもっとタフになる必要があるし、
クラブ、サポーター、協会と全てのサポートがあってこそ初めて(日本のクラブが)アジア代表になれる。
みんなで、アジアのチャンピオンになる意識を高めなければ」
と熱く締めくくりました。
コロスコフ・クラブワールドカップ組織委員長
さきほどの委員会で、すべての準備が整っている事が確認されました。
トレーニング施設・チケット問題・セキュリティー全てについていい報告を受けています。
前回と同じく、最高水準の環境で最高の試合が出来ると思います。
世界中のみなさんに楽しんでもらいたい。
リンジーFIFA事務総長
きょう到着したばかりですが、2002年の日韓ワールドカップの時にお世話になった人が
たくさんで迎えてくれて、まるで同窓会のようですね(笑)
あの時のように、そして昨年同様、この大会が成功することに自信を持っています。
大会には24人(会長含む)のFIFA理事のうち19人が来日し、大会を見守ります。
その数をとっても、FIFAにとってどれだけ重要な大会かお分かり頂けるでしょう。
またコロスコフ委員長は、2007年も日本で開催されることを発表しました。
それ以降に関しては、入札制度の方針を明らかにしたものの
「スタジアム設備、セキュリティなどが日本と同等またはそれ以上であることが条件」とし
日本による継続開催の可能性も示唆。
また、開催国枠については、今後も議論が必要だと語っています。