2007.11.2 プロデューサーは三ヶ国語を話す寿司やの長男坊!
スタッフ紹介第2弾は、松原正典プロデューサーです。
松原Pも3年連続3度目の出場。といっても第1回大会の時には編成部という
別の部署におりました。プロデューサーとしては2年連続、そしてかつての
トヨタカップでは1998年から4年連続でディレクターを務めていました。
日本テレビに入社したのも、「トヨタカップの中継がしたかったから」という
筋金入りのトヨタ男です!
マツさん自身もサッカーをやっていて、高校3年の時にインターハイ出場。
ところが!2回戦で武田修宏(清水東)に4点を決められ敗退。(結果は5−0)
マツさんのポジションはGKでした・・・(T-T)
そんな二人が、数十年を経てサッカー解説者とプロデューサーとして
一緒に仕事をするようになるんですから、人生は分からないもんです。
前回紹介したCPとの仕事の違いについて聞いたところ、
「CPはもっと上の方で番組全部の責任を担うが、プロデューサーは
より現場での実作業が多い。みんなで考えた番組を実現させるために
必要な予算を取って、出演者を選んで、準備作業全てですね」
というわけで、今が一番忙しい時期。マツさんが落ち着いて
机に座っていることはほとんどなく、いつも携帯で誰かと話しています。
電話で話すのが嫌いな私には、プロデューサーは出来ません・・・(それ以前の問題か)
自分の役割をサッカーのポジションにたとえると「監督」との
答えが即座に返って来ました。私のイメージでは、センターバックだったのですが(汗)
そのこころは、「大枠を作って、進め方を決めて、やるのは選手。選手がディレクターです。
キックオフしたら、後は戦術こそあるけれど、好きなように暴れて来い。
と、少し離れて全体を見渡す。そんな感じでしょうか?」
大学3年の時には、オーストリアのザルツブルグ大学へ1年。社会人になってからも、
半年ほどアメリカ・インディアナ大学へ留学し英語とドイツ語が堪能。
そういえば、ヴェルトマイスターシャフト(ワールドカップのことです)
というドイツ語を教えてくれたのもマツさんでした。
その国際経験も、このクラブワールドカップでは役に立ちます。
FIFA(国際サッカー連盟)のスタッフをはじめ、世界各国への放送、世界からの取材。
もちろん、その専属スタッフもいますが、プロデューサー自ら
コミュニケーションがとれるのはアドバンテージです。
「今年の目標は、全世界にクオリティの
高い放送をすること。そして、日本の視聴者の
みなさんにも、世界のサッカーのレベルの高いプレーを
余すところなく伝えて行きたいと思っています。
ACミランが世界のトップクラブであるのは
言うまでもないですが、アフリカ、北中米だってスゴイ。
その大陸らしいゲームを展開するので、
どの試合も見て欲しいと思います。
そして、この大会に初めて日本のクラブが出場します。
親善試合ではなく真剣勝負となる世界の舞台で、
日本がどれだけ通用するのか、ぜひ注目して下さい!」
国際派のマツさんですが、実家はおすし屋さんです。
日本男児&体育会系出身者らしい得意技(?)があったりします。
それが見られるのは、打ち上げの会場だけ。今年の年末も果たして見られるのか?!
※ちょいと口にするのははばかられる内容なので、それが何なのかはご想像におまかせ