TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

スタッフブログ

2007.11.26 中継技術全体会議が開かれました。

本日、もろもろの全体会議のトップを切って「技術全体会議」が開かれました。この日の参加者は、
およそ80名。現場には、もっと多くのスタッフが散らばります。

中継に関する技術的なミーティングなのですが、部屋に入ったとたん、圧巻です。まるで、
映画で見る『捜査会議』 雰囲気がピリッとしていたのは、やはり会議の一発目だからでしょうか。
ふと気付けば、開幕まで11日・・・。早いです。

この技術会議で話を進行していたのが、神田洋介総合TD。TDとは、テクニカル・ディレクターの
ことで、映像や音声など技術的なこと全てを統括するポジションです。

プロデューサーやディレクターなどは制作と呼ばれていますが、
制作だけでは、放送できないのが事実。技術スタッフあってのテレビ放送です。

神田TDは、この大会3年連続3度目の出場。
「世界を代表して中継するので、誰が見ても分かりやすい映像、そして音声で
放送していきたいですね。日本テレビの制作技術力を世界にアピールするチャンスですしね」

今回、神田TDに話を伺って、自分の携わる番組ながら初めて知ったことがあります。
それは「この中継は、一台の中継車で行う中継の規模としては、年間最大、そして過去最大」
ということ。

「だからと言って、何か特別な事をするわけではありません。日頃の全ての中継の集大成と
位置づけ、我々技術スタッフは、各自自覚を持って1年間努力して、技術を培ってきています。
実は、スタッフの人数は、規模に比べたら少ない方なんですよ。効率よく働いてますからね」

技術スタッフは、まさに縁の下の力持ち。何度助けられたことか・・・。
そして、昔の技術さんはたいてい怖かった(笑)
職人気質の方が多いので、私も若い頃は何度怒鳴られたことか・・・(遠い目)

「日本テレビのスポーツ中継のセンスは、世界でも負けていないと思います。制作と技術と
チームワークで、いい放送を心がけていきましょう!」

我々、若い制作スタッフの兄貴分とも言える神田TDとともに、
あらためて、いい放送を!と決意する今日この頃でした。

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