TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007

大陸予選情報

パチューカ/北中米カリブ代表

メキシコ
ホームタウン パチューカ
創立 1901年
会長 ヘスス・マルティネス
監督 エンリケ・メサ(メキシコ)
ホームスタジアム ミゲル・イダルゴ・スタジアム
(30,000人収容)
主要タイトル 国内リーグ 5回
北中米カリブチャンピオンズカップ 2回
コパ・スダメリカーナ 1回
スーペルリーガ 1回

メキシコ最古のクラブであるパチューカは、メキシコの首都メキシコシティから車で2時間ほど。標高2600メートルの高地にあるイダルゴ州の州都だ。1901年にイギリス人の鉱山技師たちからメキシコ人へとサッカーが伝えられた、まさに「メキシコサッカー発祥の地」。余暇を楽しむためチームが成長し、クラブの元となった。しかし、長い歴史とは裏腹にその頭角を現したのは、1999年以降のこと。冬期リーグで優勝したことをきっかけに成長、2002年には初めて北中米カリブ王者に輝いた。昨年はコパ・スダメリカーナ初優勝、メキシコのクラブが南米の大会で初めて優勝するという快挙を達成した。
ここ2年で5つのタイトルを獲得、勢いのあるチームだ。また、クラブとしては異例の「大学」を持っている。クラブ創立100年を記念し、2001年に「フットボール・スポーツ科学センター大学」を設立。スポーツ医学や、クラブ経営などのマネージメント、メディアなど科目も多彩で、選手の育成だけには留まらない。2005年には、福田健二(現スペイン2部)が所属していた。

注目選手

チーム要はGKカレロ。2003年パチューカ移籍以降、絶対的守護神として君臨。チームを引っ張るキャプテンでもある。しかし今夏、左肩に血栓が見つかり戦線離脱。9月に手術を受け、懸命のリハビリ中だ。

FWカチョは大きな試合になればなるほど力を発揮するタイプ。今年の北中米カリブチャンピオンズカップ決勝第1戦での先制ゴール。さらに6月にはメキシコ代表デビューを果たし、9月13日のブラジルとの親善試合で代表初ゴールとなる先制点を奪った。25歳と遅咲きながら、今メキシコの注目を集める点取り屋。

メサ監督は元メキシコ代表監督。
日本と韓国で開催されたFIFAコンフェデレーションズカップ2001でも、メキシコ代表を率いた。

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