ストーリー

第3話 2017/5/7

稲庭工務店に戻ってきた深志研(綾野剛)は、工務店の面々に温かく迎えられる。彼は稲庭(柳楽優弥)の助けを借りて、よく聴いているラジオ番組の1コーナーである天草(新井浩文)の悩み相談に投稿することに。投稿したメッセージは、“フランケンシュタイン”というラジオネームで「人間を殺すかもしれない怪物は、人間に恋をしてはいけないのでしょうか?」というものだった。

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一方、津軽(二階堂ふみ)は祖母の叶枝(木野花)から、叶枝の祖母・キクとその妹・サキの話を聞く。120年前、半透明のキノコに覆われるという原因不明の病気で死んだサキ。彼女は、津軽の通う大学の近くの山で倒れていたという。その頃はまだ大学ではなく、とある研究所があった。津軽が大学の図書館で120年前の記録を調べると、伝染病の研究所だったことが分かる。


深志研は再び、稲庭工務店の一員として建設現場で働き始める。ある朝、深志研が寝た後の布団に、ナメコに似た小さな黄色いキノコが生えていた。稲庭は、キノコを大学の研究室に持参し、鶴丸(柄本明)に分析してもらう。その結果、納豆を食べた深志研が納豆菌の影響を受けた新しい菌を生み出したと見られた。深志研が菌の胞子を撒く現象はなぜ起こるのか、謎は深まるばかり。

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そんな中、深志研たちが建築現場へ向かうと、建築中の家の壁に“殺”と落書きされていた。その落書きを見て、激しく動揺する室園(川栄李奈)。彼女の前に、町田という男が現れる。町田は室園に「一緒に帰ろう」と言い出し…。