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沸騰ワード10

金曜よる7時56分~8時54分 放送

松本まりか インド最南端を目指す!約300km縦断 列車旅に密着

2024.03.08 公開

3月8日(金)放送の『沸騰ワード10』は、松本まりかの南インド旅に密着。

インドについては、「旅人なら誰でも一度は行きたい国。10代の頃からいつか死ぬまでに絶対行きたいって思っていたとても神聖な場所」という。

そんな松本の旅のコツは、安く航空券を抑えること。今回は、スリランカを経由することで、通常の半額程度の6万3000円にコストカット。

スリランカ航空の経由便だと、8時間以上の経由地への滞在の場合、ホテルが無料になるサービスを受けられるという。ということで、経由地・バンダラナイケ国際空港に到着後、ホテルに宿泊。※無料宿泊施設を利用するためには他にも条件があります。詳しくはスリランカ航空のホームページをご参照ください。


南インドの旅がスタート!

そして翌朝、松本と沸騰ディレクターはインドのコーチン国際空港に到着。南インドは手付かずの大自然が多く残るインドの楽園と呼ばれ、激安の物価でビーチリゾートやグルメ・本場のアーユルヴェーダを楽しめると今人気急上昇中なのだとか。気候は年間を通じて30度前後と温暖。

まずやってきたのは南インド随一の都市、港町として栄えるコチ。今回はここから、南インドを最南端まで鉄道に乗って約300km縦断!

「インドの最南端、そこはインドの人が死ぬまでに一度は行きたい場所」「インド人のみなさんが死ぬまでに一度は行きたいと切望している場所に、行かないわけにはいかない」と意気込む松本。

まずは、列車に乗るまでの2時間を活用して、街の中心部にあるエルナクラムマーケットへ。南国フルーツから衣類、日用品までが揃うコチ市民の台所。

ココナツジュースを90円でゲット。さらに、実の中の胚乳の部分まで試食。



インドでは、ヤシの実は捨てるところがないと言われるほど重要な資源だそう。白い身の部分をミキサーにかけるとココナツミルクになり、それを長時間煮込むとココナツオイルにもなるという。ちなみに、ココナツオイルは髪に塗り頭皮の保湿や血行を促したりスキンケアにも重宝するそう。

お腹も空いていたため、目にとまった市場の食堂「Ojeen」になだれ込む。

注文したのは、6種類のカレー。熱帯エリアの南インドカレーは、食欲増進を誘う辛味と酸味が強く水分多めであることが特徴。ビーフカレー、スパイスビーフカレー、チキンカレー、エッグカレー、フィッシュカレーがずらり。



バターを加えたサフランライスをひっくり返し、周りにそれぞれのカレーをのせながら食べていく。



香りが良いバスマティライスとカルダモンなどのスパイスで作るまぜご飯料理・ビリヤニもいただく。



沸騰ディレクターと2人分すべて合わせて、お会計はなんと1530円!


列車で4時間かけてバルカラへ

あっという間に乗車の時間になり、エルナクラムタウン駅から列車に飛び乗る2人。国土が広いインドにとって鉄道は貴重な交通機関。全長500mを超える列車もある。



4時間もの移動時間で、現地の人たちと交流する松本。隣の席に座る女の子とは、日本発祥の「黒ひげ危機一発」のおもちゃで大盛り上がり!

そして午後6時、到着したのはバルカラという人口4万人ほどの小さな田舎町。



アラビア海に面したバルカラは手付かずの長さ2kmも続く砂浜があり、ビーチリゾートとしても人気とのこと。



さっそく、インドの激安三輪タクシー・オートリキシャに乗り南インドの名物料理「プーリ」を食べに出発。



プーリとは、高温の油で揚げ、風船のように膨らませたパン。豆と野菜を煮込んだスープ・サンバルや、ペースト状にしたココナッツやトマトなどの野菜にスパイスを混ぜたチャツネと一緒にいただく。



他にも、南インドで主流の、米と豆からできたクレープ状の中にスパイスで炒めたポテトが入ったマサラドーサや、バターを煮詰めたギーをふんだんに使ったコクと甘みのある三角帽子のギーローストなども。





これらのお値段は1プレートなんと162円。実は、バルカラは日本と比べて物価が3分の1。穴場な激安リゾートで、欧米からたくさんの観光客がやってくるという。

他にも、要チェックなインドグルメが続々。インドの煮出し式ミルクティー・チャイ(1杯36円)は本場でぜひ味わいたい逸品。





インドの屋台で定番のコットゥ(1皿145円)は、お好み焼きのような仕上げに卵、大量のコショウを投入してまぜ合わせ、生地のモチモチ感と細かくした具材のカリカリ感を味わう料理だそう。

さらに、バルカラ歴12年の岩本めぐみさんおすすめの店で食べたのが、お米とカレー・おかずがセットになった南インド名物料理・ミールス。



バターミルクや甘酸っぱいカレーをはじめ、タピオカの炒め物、サバのフライなどのおかずを混ぜて一緒に味わう。「めちゃめちゃ美味しい」と豪快に手でご飯とルーを混ぜて食べる松本。

白身魚・カリミーンのフライも地元の名物料理とのこと。



途中、シヴァ神とヴィシュヌ神を祀った地元のお祭りにも出くわし、ローカル旅を満喫。




バルカラのアーユルヴェーダを体験

そして、松本がどうしても体験したかったというアーユルヴェーダのドクターの診療所へ。

日本ではエステのイメージが強いアーユルヴェーダだが、本場南インドでは、身体、心、精神のバランスを整え、病気を予防する伝統医療として扱われている。特に、バルカラはスリランカと並び、アーユルヴェーダの本場だそう。

インドで10年以上アーユルヴェーダを広める活動をしている岩本さんの伝手で、ナンバー1とも言われるドクターを紹介してもらえることに!

インドでは医学として認められているアーユルヴェーダは、医師免許が必要。まずは問診で、松本は「顔と足のむくみが気になる」「ご飯を食べるとすぐにむくむ」などの悩みを相談。

処方箋を書いてもらい、むくみの原因を抑えるのに効果が期待されるトウゴマの種子から取ったひまし油をベースにしたオイルを処方してもらう。寝る前に飲むことで体の流れを改善するそう。

そして本場のアーユルヴェーダを体験。日本では15000円以上が大半だが、今回は破格の5400円ほどで体験した。


寝台列車でインド最南端へ

そして、インド最南端への道のりへ。「せっかくだから寝台がいいかなと思って」とまずは寝台列車に乗車。列車代は999円。

1時間乗車し降り立ったのは、人口160万人を超える南インドの州都・トリバンドラム。ゴールデンビーチと称される南国リゾートや数多くの寺院と植民地時代の建築が融合するディープな街だ。

次の列車までの3時間で、おいしい朝ごはんを探すことに。



注文したのは、イドゥリ&プーリ。「酸っぱくってホワホワ」と松本。お米と豆を発酵させて蒸したイドゥリを、酸味がありサンバルを付けて食べるのが南インドで定番の朝ごはんなのだそう。



さらに、近くのカフェで日本でも人気だというインドコーヒーを堪能。

お腹が満たされたところで、再び3時間寝台列車に揺られ、とうとう最終目的地のカンニャクマリに到着!

わずかな時間で、地元のマーケットもチェック。



疲労回復や整腸効果が期待できるタマリンドという真っ黒なフルーツを味見したり、インドの伝統衣装(ディスカウントで1361円)を購入したりと楽しむ。





そして、今回の旅のメインとなるビッグイベントに参加すべく、インド最南端の地、コモリン岬へ移動。



コモリン岬は、アラビア海、インド洋、ベンガル湾の3つの海が合流し、海からの日の出と日の入りを同じ場所で見られる国内唯一の場所。

体を水で洗い清める儀式、沐浴の一大スポットということで、松本と沸騰ディレクターの2人も裸足で海へ。

念願の地を訪れ、松本は「もっと時間をかけてインドの人たちのことも知っていきたい」と夕日を見ながら語る。

すると、ここで突然、沸騰ディレクターが海にダイブ!それを見て「感動した。一生懸命に盛り上げようとしてくれたり、食リポも一生懸命頑張ってくれたりとか、一生懸命なことってこうやって人を感動させるんだなって」と松本。

無事にゴールを迎えた南インド縦断の旅。様々な地元のグルメなどを満喫しながら、ホテル・交通費込みで3万3800円、4泊6日の旅を完走した。

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