予防に関する様々な常識。
"あたりまえ"と思っていたことが実は間違いかも!?
意外と知られていない正しい予防法を
2択クイズに答えて学ぶコーナー!
<ご出演いただいた先生>
さかいクリニックグループ代表
酒井慎太郎 先生
<テーマ>
肩こり・腰痛
【問題①】
問題:肩こりにより効果的なお風呂のつかり方は? A.全身浴 B.半身浴
答え: A.全身浴
お風呂に入ると血行が良くなり、肩こりを和らげる効果がるといわれています。
その為、直接当たる全身浴はとても効果的です。
特に首と肩はいくつもの筋肉が重なっている為
お湯があたらないとあまり効き目がありません。
全身浴で直接体を温めて首と肩のコリをほぐしていきましょう!
【問題②】
問題:肩こり対策でより気をつけなければいけないのは? A.バッグの持ち方 B.スマホの持ち方
答え:B.スマートフォンの持ち方
肩こりの原因となるもののほとんどは肩への直接の負担からくるものではなく、
他の部位からの連鎖で肩にかかる負担だといわれています。
スマートフォンを下向きの姿勢で見る事で
顔が前に出てしまい、首の筋肉が固まってしまいます。
これをストレートネックと言い、肩こりの原因と言われています。
バッグやリュックはむしろ後ろにかけることで
意識的に胸を張って姿勢がよくなるため、肩こり予防にもなります
スマートフォンは首が前のめりにならないように
目の高さまで持って使いましょう。
脇の下に手を添える事で楽に操作ができます。
【問題③】
問題:腰の椎間板への負担が大きいのはどっち? A.立っている時 B.座っている時
答え:B.座っている時
人間は立っている時に腰でだけではなく、膝・股関節・足首などの関節が
体の重みに対して、クッションの役割を果たしています。
しかし、座っている時は上半身の負荷を全て腰に受け止めてしまい負担が大きくなる。
立った時より約1.5倍も腰の負担が増加します。
【問題④】
問題:腰にとって負担が少ないより良い寝方はどっち? A.仰向け B.横向き
答え:A.仰向け
仰向けで体に何も力をかけない状態が最も腰に負担の無い状態です。
大の字になって全身の力を抜いた方が背骨の自然なカーブを適度に作り、
寝返りによって全身のしなやかさを作り出します。
【問題⑤】
問題:ぎっくり腰になった時のより良い処置はどっち? A.腰を冷やす B.腰を温める
答え:B.温める
急性腰痛は冷やす、慢性腰痛は温めるというのが基本で、
ぎっくり腰は急性腰痛とされますが
原因は日々の慢性的な痛みの積み重ねが多いです。
実は温める温熱治療は急性と慢性両方への効果が期待できます。
冷やす処置は正しい処置かを曖昧にしてしまいます
一度温めてみて痛むほど熱を持っていたら、
「冷やす」処置に切り替えましょう。
動けるようになったら必ず病院へ行ってください。
【腰痛予防に先生おすすめの「オットセイ体操」】
・うつ伏せから腕で上半身を持ち上げる
・息を吐きながら姿勢を30秒~1分間キープ
※痛みを感じる場合は無理をしないでください
★街頭インタビューにご協力いただいた皆様、ありがとうございました★