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ところが、監督の出したサインは…送りバント。
太田 「えっ！？」
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監督 「今日の太田はノーヒットで絶不調だ…
ここは送りバントしかあるまい」
監督はランナーを２、３塁に進め、
確実に得点する作戦を選んだ。
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達也 「今の太田の調子を考えると、仕方ない…」
勝利を信じ、見守るナイン。
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しかし！！
達也 「えっ！！」
なんと、サインを無視してヒッティング！！
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しかも結果は！
審判 「アウトッ！！」
最悪のトリプルプレー！
こうして、達也の甲子園の夢は一瞬にしてついえた。
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監督 「太田！なぜバントのサインを無視したんだ！！」
太田 「だって監督、俺４番ですよ。
なんでバントなんかしなきゃいけないんすか！？」
全く反省の色がみられない太田。すると！
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達也 「お前の勝手な判断で、俺たちの３年間が台無しじゃないか！」
太田 「まぁ俺まだ２年なんで、来年がんばりますよ」
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達也 「なんだと！チーム全員に迷惑かけやがって！！
責任とってもらうからな！！」
果たして、バントのサインをわかっていながら無視した部員から、
慰謝料を取れるのか？
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