隆 「ちょっと待てよ!兄貴はこれまで一度も働かず、
    散々親父のすねをかじってきただろ!!
    遺産が半分なんて俺は納得いかない!!」
弟・隆は高校を出てすぐに働き、自分の力で生活してきたのだ。
一方、兄・正則といえば・・・
 正則「親父、新しいゲームが欲しいんだけど、1万円ちょーだい」
 正則「親父、1万円ちょーだい」
 正則「フィギュア買うからお金ちょーだい」
あれやこれやで、毎月10万円程の小遣いを父親からもらっていたのだ。
 正則「そんなの関係ないだろ?遺産は兄弟で半分半分…常識だろ。」
遺言状がない場合、普通は半々なのだが…隆は納得できない!
 隆 「普通なら親の面倒を見る立場なのに、
    タダメシ食って小遣いせびってただけだろ!
    ニートのくせに遺産も全部もらおうなんてムシが良すぎるんだよ!!
    俺の方が多くもらう権利があるはずだ!!」
 正則 「半分半分だ!」
果たして、ニートの兄より弟の方が多く遺産をもらえるのか?
 
  遺産は半々  
  弟が多くもらえる