弘之 「はぁ?日記?」
 知江 「全部ここに書いてあるんだから。例えばそう、2004年7月2日…」
(日記) 「風呂上がり、お肌の手入れをしていた私に
      弘之は冷たくこう言い放った…
 知江 『そんな事したってムダムダ、もとがブスなんだから!
     いっそのこと整形でもしたらどうだ…』
 弘之 「そんなコト言った覚えないぞ!」
 知江 「言ったわよ! 全部日記に書いてあるもの」
さらに・・・
 知江 「2005年5月18日…」
(日記) 「口論でカッとなった弘之は、私を…
     『死ね!お前なんか生きる価値がない!』と口汚く罵った…」
それだけではない。
 知江『お前と一緒にいるとイライラする!』
    『お前の料理は犬も食わねえ!』
    『お前、本当に貧乳だなぁ!』
知江は日記に記された弘之の暴言を並び立てた。
 知江 「これだけ証拠があるのよ!慰謝料払いなさいよ!」
ところが、ここまで黙っていた弘之が猛反論!
 弘之 「こんなの証拠になるかよ!テープに録音したモノならともかく
     日記なんて幾らでもウソ書けるんだよ!もしかしたら、
     昨日まとめて書いたかもしれないじゃないか!」
弘之は日記など、後からどうとでも書けるから証拠にならないと主張。
 知江 「私が毎日日記をつけてたの知ってるでしょ!」
 弘之 「とにかく日記なんて証拠にならないよ!」
 知江 「なりますよねぇ」
 弘之 「なりませんよねぇ?」
日記が証拠になるのか両者の意見は真っ向から対立!
果たして、妻がつけていた日記は証拠になるのか?
 
  証拠になる  
  証拠にならない