実際問題、経済的な理由で払えないのは全体の33%。
残りの67%はお金があるのに払わない親であり、
真面目に払っている親と不平等との声もあがっている。

森山は悩みぬいた末に…
 森山 「今日は給食抜きだ。給食が食べたかったら、
      お母さんに給食費を払ってくださいって
      君からもお願いしなさい」

 小島 「はい…」
 森山 「(心の声)これで親も少しは考えるだろう…」
しかし、この森山の行動が裏目に出てしまう!!

その日の放課後。
 小島母 「森山先生!!」
やって来たのは小島の母親。
 小島母 「見せしめみたいに給食抜きにするなんて
       ヒドイじゃない!!」
給食抜きの抗議にやって来たのだ!!

 森山 「再三、払うようにお願いしているのに
      払ってもらえなかったものですから、
      仕方なくやった事なんです!」
誠心誠意説明する森山。しかし…

 小島母 「給食費は親と学校との問題で、
       子供には関係ないでしょ」
 森山 「でも、給食費を徴収出来なければ
      学校給食制度が成立しません!」

 小島母 「給食だって教育の一環なんだから、
       勝手な判断で抜きにするなんて違法よ!!」
 森山 「そんな」
果たして、給食費未納の子を給食抜きにするのは違法なのか?

 
違法
違法ではない