「川田裕美さんからの相談」

今回の相談者は、学生時代の川田裕美さん。
今から10年前、大学の友人と買い物をしていると…

 男性 「この洋服なんかお似合いですよ」
 川田 「(心の声)うわあ、カッコイイなあ」
川田はイケメン店員に一目惚れ。

その日以来、何度も店に足を運び、
2人きりで食事にも行くようになった。
 川田 「(心の声)私この人の事が好き」
しかし、なかなか恋人関係になれないまま1年、悲劇が起こる!

洋服選びに悩んでいると、
 男性 「裕美ちゃん、よかったら俺が全身コーディネートしてあげるよ」
 川田 「えっ! いいんですか!!」
 男性 「俺を通せば、安くなるから」

彼は川田のためにシャツやズボンなど、合計4点選んでくれた。
 男性 「じゃあ特別に30万円でいいよ」
 川田 「えっ!? ウソでしょ…」

どう見ても30万円はしない商品だったが、
 川田 「(心の声)きっと私のために安くしてくれたんだ」
彼を好きだった事もあり、完全に信じ切っていた。

 男性 「俺の口座に振り込んでよ」
何とお店ではなく、個人口座に振り込むよう言われた。
アルバイトでコツコツ貯めた30万円、
翌日怪しむことなく振り込んでしまった。