用語辞典
ハンター
怪獣、珍獣、財宝、秘宝、魔境、秘境…、あらゆる「未知」=入手困難なアイテムを追い求める者の総称。プロのハンターとして活動するにはライセンスが必要で、毎年1回開かれる超難関な試験に合格しなければならない。しかし、ハンター資格を手に入れると最上級の優遇措置を受けられる。
ハンター試験
プロのハンターになる為、毎年1回行われる超難関の試験。その合格率は、極端に低く数百万分の一と言われている。あらゆる困難に打ち勝つ知力、体力、精神力が必要とされる。また、試験では、受験者同士の命をかけたやりとりも公然と行われ、死の危険が伴う…。まずは試験会場を無事に着することが、第1関門となる。
ゾルディック家
パドキア共和国のククルーマウンテンに住まう、世界で最も有名な殺し屋一族。現在の家族構成は、曾祖父、祖父、祖母、父、母、5人の兄弟の10人で、家族全員がプロの殺し屋である。その名は広く知られているが、実態はあまり知られていない。ゾルディック家の正門までは、定期バスが日に1回ガイド付きで運行されている。
天空闘技場
格闘の聖地とも呼称される、天高くそびえる巨大闘技場。251階を誇る塔の中には、多数の闘技場があり、宿泊施設も完備されている。試合に勝つと上の階層に進めるシステム。出場者には、ファイトマネーが支払われ、塔の上層に行くほど貰えるお金も上がっていく。200階クラスからはそれまでと一線を画した内容となり、より激しい闘いが繰り広げられる。200階クラスで10勝するとクリアとなり、フロアマスターに認定される。
ヒソカの念能力
*バンジーガム(伸縮自在の愛)
自分のオーラをガムとゴム両方の特質を持つものに変える技。よく伸び、素早く縮み、
至る所に貼り付けることができ、好きな時にはがすことができる。
ちなみに名前の由来は、ヒソカが子どもの頃好きだったチューインガムの名前から。
*ドッキリテクスチャー(薄っぺらな嘘)
オーラをシール状に変化させ、いろいろな材質の質感を再現する技。
上質のカラーコピーのようなもの。
ちなみに名前の由来は、昔大流行したいたずらシール入りのお菓子から。
念
人間が身体から発するエネルギーを「オーラ(念)」といい、それを自在に操作・増減する能力を「念能力」と呼ぶ。人間の生命エネルギーを応用した、超自然的能力。人の肉体と精神に深く結びついた「念」とは、まさに人間の総体的エネルギーと言える。これまで修行なしで「念」を使えた者は皆無に近く、奇跡的に使えた者は超人、超能力者、仙人などと崇め讃えられた。
*四大行
「念」を使いこなすための基礎的な要素。
- 纏:オーラを肉体の周囲に止める技術。これにより肉体は強靭となり、若さも保つ。
- 絶:オーラを完全に絶つ技術。自身の気配を消したり、疲労回復に効果がある。
- 練:"纏"で精錬した念を増幅させる技術。修行次第で通常と比較にならない量の念が操作可能になる。
- 発:"練"で生み出した念を自在に発する技術。
*念の応用
- 隠:"絶"の応用で、強いオーラを隠してしまう技。相手に念の使用を察知されたくない時に使う。
- 凝:"隠"を見抜く技。練で練ったオーラを目元に集中させる。
*念の系統
念能力は主に6つの系統に分類できる。
- 強化系:自身の肉体や道具など、あらゆるモノが持つ本来の働きや力を強化する能力。
- 放出系:オーラを飛ばす能力。
- 変化系:オーラを別の能力に変えてしまう能力。
- 具現化系:オーラを物質化する能力。
- 操作系:オーラで物質や生物を操る能力。
- 特質系:これら5つに分類できない特殊な能力。
どの系統に属するかは、生まれ持った才能、本人の願望、置かれた環境などで決まる。基本的には一人一系統の能力が適正だが、他系統も修行することで自系統の成長を促すこともあるという。
ただし自分のオーラの性質に合わない系統を習得するのは難しい。自分のオーラがどの系統に属しているかを調べるには「水見式」という方法がある。
*六性図
系統の相性を示す図。
隣り合う系統は相性がよく、覚えやすい。
一方、対角線同士の系統は最も覚えにくい。
ノストラードファミリー
娘、ネオンの予知能力のおかげで 地下オークションに参加できるほど躍進したマフィア一家。 ボスのノストラードを妬む者も多い。
クラピカの念能力
*導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)
薬指に繋がった、鎖の能力。
球状の先端を地図の数十センチ上に吊るし、
先端の動きで目的の所在を知ることができる。
*束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)
中指に繋がった、鎖の能力。
誓約と制約により幻影旅団にしか使用できない。
*誓約と制約
念能力は使用する者のリスクや制限の高さに比例して効果が強くなる特性をもつ。
クラピカの「束縛する中指の鎖」は、「幻影旅団にしか使わない」という制約と、「それを破ると死ぬ」という誓約によってその能力を高めている。
*癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)
親指に繋がった、鎖の能力。
十字架の先端を患部に当てることで自己治癒能力を強化し、傷ついた体を治す。
骨折も完治できる。
*律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)
刃状の先端を持つ鎖。
相手にルールを宣告し、守らなければ心臓に刺さった念の刃が
相手を死に至らしめる。
*絶対時間(エンペラータイム)
クラピカが緋の眼になると、具現化系だった念のタイプが特質系へと変化する。
この状態の時は、オーラの絶対量が増大し、他の系統の念能力も100%の精度で使用することができるようになる。
ヨークシンシティ
世界の財宝が集まるコレクターの聖地。
毎年9月1日から10日間、世界最大規模のオークションがサザンピースにて開催される。
期間中はコレクターや観光客が大勢訪れ、その熱気は最高潮に達する。
十老頭
マフィアン・コミュニティーの長10人で構成される組織。
マフィア世界の事実上の支配者であり、
地下オークションを開催することで利益を得ている。
陰獣
十老頭がそれぞれに最強の部下を出し合って結成された実行部隊。 全員で十人おり、それぞれが地下オークションの警備にあたっている。
流星街
どの国家にも属さない巨大なゴミ廃棄場。 集められたゴミを再利用することで1000万人の人が生活しているが、 社会的には存在しないことになっている。ほとんどの旅団員が流星街の出身。
グリードアイランド
ゴンの父親、ジン=フリークスを中心に11人の念能力者によって製作されたハンター専用ゲーム。過去に100本限定で発売されたが、即完売した。非常に入手困難で、購入の際には最低でも100億単位の資産が必要とされている。
このゲームは、指定されたカードを集めるゲームであり、カードバインダーの「指定ポケット」に入る100枚のカードをコンプリートすることがゲームのクリア条件である。
*呪文について
- ・ブック
グリードアイランド内で指輪をはめてこの言葉を唱えると、カードバインダーが出現。再度唱えると消滅する。何度でも唱えられる。 - ・ゲイン
カードを片手に唱えると、イラストで描かれたアイテムが出現。 カードに書かれた効果もその瞬間から発動される。
*ゲームの進め方
- ・カードバインダーの「指定ポケット」には、0~99の番号がふってあり、同じ番号のカードしか入れることができない。
- ・一方、番号のない45個の「フリーポケット」にはどんな番号のカードも入れることができる。
- ・100個のアイテムをカード化して、指定ポケットに100枚の入るカードをコンプリートするとゲームクリアとなる。
- ・プレイ中にプレイヤーが死亡した場合、本と指輪は破壊され、中のカードはすべて消滅する。
*カードについて
- グリードアイランド内のほとんどの物体は、設定された条件をクリアした瞬間カード化できる。モンスターの場合は倒すことで、景色や人などの場合はイベントをこなすことでカード化される。レアカードほど条件が難しい。
*カードの種類
- ・指定ポケットカード(全100種)
ゲームのクリア条件として指定された100種類のカード。 どれも入手が難しく。カード化限度枚数も少ないので、争奪戦が後を絶たない。 -
・呪文カード(全40種)
仕様を宣言すると誰でも瞬間移動や透視ができる便利なカード。 ゲインで具現化されず、カードの状態のまま効果を発揮する。 他人への殺傷能力があるものはない。 マサドラのカードショップで購入可能。 -
・その他のカード
指定ポケット、呪文カード以外のカード。 怪物、食物、石ころから人間まで多種多様。数えきれないほど存在している。 店で入手難度に応じた値段で売れる。
*カード化できない場合
- ・すでにゲイン済み
一度カードからアイテムに変化させたものは、 二度とカードに戻すことができない。 -
・カード化限度枚数
ゲーム内のアイテムがカードの状態で存在できる枚数には制限がある。 例えば限度枚数が3のアイテムは、同じカードがゲーム内にすでに3枚あるとそれ以上カード化できない。 -
・カード化後60秒放置した場合
条件を満たしてアイテムをカード化しても、60秒以内にバインダーにおさめないとアイテムに戻ってしまう。一度アイテムに戻ったものは、二度とカード化できない。