用語辞典
クラピカの念能力
*導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)
薬指に繋がった、鎖の能力。
球状の先端を地図の数十センチ上に吊るし、
先端の動きで目的の所在を知ることができる。
*束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)
中指に繋がった、鎖の能力。
誓約と制約により幻影旅団にしか使用できない。
*誓約と制約
念能力は使用する者のリスクや制限の高さに比例して効果が強くなる特性をもつ。
クラピカの「束縛する中指の鎖」は、「幻影旅団にしか使わない」という制約と、「それを破ると死ぬ」という誓約によってその能力を高めている。
*癒す親指の鎖(ホーリーチェーン)
親指に繋がった、鎖の能力。
十字架の先端を患部に当てることで自己治癒能力を強化し、傷ついた体を治す。
骨折も完治できる。
*律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)
刃状の先端を持つ鎖。
相手にルールを宣告し、守らなければ心臓に刺さった念の刃が
相手を死に至らしめる。
*絶対時間(エンペラータイム)
クラピカが緋の眼になると、具現化系だった念のタイプが特質系へと変化する。
この状態の時は、オーラの絶対量が増大し、他の系統の念能力も100%の精度で使用することができるようになる。
グリードアイランド
ゴンの父親、ジン=フリークスを中心に11人の念能力者によって製作されたハンター専用ゲーム。過去に100本限定で発売されたが、即完売した。非常に入手困難で、購入の際には最低でも100億単位の資産が必要とされている。
このゲームは、指定されたカードを集めるゲームであり、カードバインダーの「指定ポケット」に入る100枚のカードをコンプリートすることがゲームのクリア条件である。
*呪文について
- ・ブック
グリードアイランド内で指輪をはめてこの言葉を唱えると、カードバインダーが出現。再度唱えると消滅する。何度でも唱えられる。 - ・ゲイン
カードを片手に唱えると、イラストで描かれたアイテムが出現。 カードに書かれた効果もその瞬間から発動される。
*ゲームの進め方
- ・カードバインダーの「指定ポケット」には、0~99の番号がふってあり、同じ番号のカードしか入れることができない。
- ・一方、番号のない45個の「フリーポケット」にはどんな番号のカードも入れることができる。
- ・100個のアイテムをカード化して、指定ポケットに100枚の入るカードをコンプリートするとゲームクリアとなる。
- ・プレイ中にプレイヤーが死亡した場合、本と指輪は破壊され、中のカードはすべて消滅する。
*カードについて
- グリードアイランド内のほとんどの物体は、設定された条件をクリアした瞬間カード化できる。モンスターの場合は倒すことで、景色や人などの場合はイベントをこなすことでカード化される。レアカードほど条件が難しい。
*カードの種類
- ・指定ポケットカード(全100種)
ゲームのクリア条件として指定された100種類のカード。 どれも入手が難しく。カード化限度枚数も少ないので、争奪戦が後を絶たない。 -
・呪文カード(全40種)
仕様を宣言すると誰でも瞬間移動や透視ができる便利なカード。 ゲインで具現化されず、カードの状態のまま効果を発揮する。 他人への殺傷能力があるものはない。 マサドラのカードショップで購入可能。 -
・その他のカード
指定ポケット、呪文カード以外のカード。 怪物、食物、石ころから人間まで多種多様。数えきれないほど存在している。 店で入手難度に応じた値段で売れる。
*カード化できない場合
- ・すでにゲイン済み
一度カードからアイテムに変化させたものは、 二度とカードに戻すことができない。 -
・カード化限度枚数
ゲーム内のアイテムがカードの状態で存在できる枚数には制限がある。 例えば限度枚数が3のアイテムは、同じカードがゲーム内にすでに3枚あるとそれ以上カード化できない。 -
・カード化後60秒放置した場合
条件を満たしてアイテムをカード化しても、60秒以内にバインダーにおさめないとアイテムに戻ってしまう。一度アイテムに戻ったものは、二度とカード化できない。
ヨークシンシティ
世界の財宝が集まるコレクターの聖地。
毎年9月1日から10日間、世界最大規模のオークションがサザンピースにて開催される。
期間中はコレクターや観光客が大勢訪れ、その熱気は最高潮に達する。
十老頭
マフィアン・コミュニティーの長10人で構成される組織。
マフィア世界の事実上の支配者であり、
地下オークションを開催することで利益を得ている。
陰獣
十老頭がそれぞれに最強の部下を出し合って結成された実行部隊。 全員で十人おり、それぞれが地下オークションの警備にあたっている。
流星街
どの国家にも属さない巨大なゴミ廃棄場。 集められたゴミを再利用することで1000万人の人が生活しているが、 社会的には存在しないことになっている。ほとんどの旅団員が流星街の出身。