日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:石澤顕、以下日本テレビ)は、環境省が推進する「30by30(サーティバイサーティ)」の活動に賛同し、「30by30アライアンス」に参加しています。

 30by30とは:生物多様性の観点から2030年までに陸と海の30%以上を保全していくという目標です。目標達成に向けて、企業や自治体などが所有・管理する土地などをOECMとして国際データベースに登録。国や自治体、企業、団体などが一体となり、健全な生態系を回復させて、豊かな恵みを取り戻すという取り組みです。
〈環境省HP〉https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/

 

 OECMについて:保護地域以外の生物多様性保全に貢献している場所をOECMといい、企業有林や里地里山などが想定されています。(Other Effective area-based Conservation Measures) 2023年度から企業などが管理する土地を、環境省がOECMとして認定する仕組みが始まります。2022年度は認定に向けた仕組みなどを検証する実証事業が行われます。30by30アライアンスに参加する日本テレビとして、この度、「所さんの目がテン!」(毎週日曜 あさ7時~放送 ※地域によって放送日時が違います)で、長年にわたり、生態系の保全に取り組んでいる「かがくの里」が、この実証事業の試行認定に協力することになりました。実証事業への協力を経て、2023年度のOECMの正式認定を目指す予定です。

所さんの目がテン!「かがくの里」

 茨城県内の土地で里山再生を目指し、2014年の秋以来、科学者と地域住民の方々に協力していただきながら、環境負荷の少ない菜園作りや森林の間伐整備などに取り組んでいます。8年にわたる営みの結果、ため池にはタガメやゲンゴロウ、ミズスマシなどの希少な水生昆虫が現れ、森ではフクロウやムササビが子育てをするようになりました。人が自然に積極的に関わることで、より生物多様性が増す様子を、番組を通して発信し続けています。

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部