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金田一少年の事件簿N(Neo)

2014年7月期 土曜ドラマ
ストーリー

File No.1 「銀幕の殺人鬼」

2014年7月19日放送

名探偵・金田一耕助を祖父に持つ金田一はじめ(山田涼介)はお調子者だが、事件が起これば天才的な推理力で解決する高校2年生。幼なじみで同級生の七瀬美雪(川口春奈)、後輩の佐木竜二(有岡大貴)とともにミステリー研究部に所属している。

ある日、美雪が映画研究部の部長・蔵沢光(神木隆之介)から新作映画のヒロイン役にスカウトされ、主演を務めることに。しかし、映画研究部には“スコーピオンの呪い”という「『殺人鬼スコーピオン』の制作に関わった人間は死ぬ」という恐ろしい噂があった。スコーピオンの呪いに興味を持つミステリー研究部部長・真壁誠(浅利陽介)の発案で、はじめたちミステリー研究部の面々も映画研究部の撮影に潜入する。

美雪が抜擢されたことで、主役から降ろされた黒河美穂(岡本あずさ)ら映研部員たちは不満を抱いていた。そんな中、学校の体育館で映画の撮影がスタート。カメラがまわったそのとき、舞台の緞帳が上がる。すると、大量の16ミリフィルムで天井から吊るされた死体が現れる。死んでいたのは『殺人鬼スコーピオン』の制作に参加していた映研部員だった。

警察の現場検証が行われ、警視庁捜査一課の剣持警部(山口智充)と畠山高徳(宮下純一)は、その部員に深い恨みを抱く者による殺人事件と断定。“スコーピオンの呪い”は本当だったと怯える映研部員たち。しかし、蔵沢は映画の撮影を続行すると宣言。映画の撮影が続く中、第二の殺人が発生してしまう。次々と部員が殺されているにも関わらず、映画の撮影に執念を燃やす蔵沢。はじめは、蔵沢が『殺人鬼スコーピオン』に関して何か隠していることがあると考えるが……。

 

File No.2 「ゲームの館殺人事件」

2014年7月26日放送

遊園地に遊びにきたはじめ(山田涼介)、美雪(川口春奈)とミステリー研究部のメンバー。帰り道、はじめと美雪は最終バスで帰ることに。バスにはすでに数人の乗客が乗っていた。はじめたちを乗せて走り出したバス、しかし突然、車内に催眠ガスが流れ出し、バスの乗客は全員眠り込んでしまう。

はじめと美雪が、目を覚ますと、そこは、全てが真っ白な部屋だった。ドアには鍵がかけられ、外へは出られない。しかも、奇妙な仮面をつけられ、はずそうとしてもはずすことができない。二人の他にも、仮面をつけられた6人の男女がいた。霜村生馬(渡部豪太)と霜村志保(山野海)親子、菊川梢(福田彩乃)、宝樹滋(阿部翔平)、麦林美佳(高橋惠子)、町田和哉(上島竜兵)。6人とも、はじめと美雪が乗った最終バスの乗客だった。

まるで、状況を把握できない一同に対して、おもむろに声がかかる。
「ゲームの館へようこそ」
それは、テレビモニターに映し出される薄気味悪いキャラクターが喋る声。彼は、自分をゲームマスターと名乗る。そして、続けた言葉は、「これは、命を賭けたサバイバル脱出ゲームです。生き残れるよう頑張ってください」はじめたち8人の男女は、恐ろしい“無差別殺人ゲーム”に突如参加させられることになったのだ。

彼らに次々と課せられるゲームの数々、そして、最初の犠牲者が……。はたして、このゲームの目的は何なのか!? 本当に愉快犯の犯行なのか!? 恐ろしいゲームに秘められた、驚きのトリックと事実!!はじめは、生きて脱出し、この事件の謎を解くことができるのか……。

 

File No.3 「鬼火島殺人事件」

2014年8月2日放送

不動総合病院で募集していた泊まり込みのアルバイトに、美雪(川口春奈)と一緒に参加することになったはじめ(山田涼介)。後輩の佐木(有岡大貴)も、はじめの夏の思い出作りの記録係としてついていくことに。仕事内容は、不動総合病院の研修医たちが参加する夏期合宿での雑用だった。

合宿に参加するのは、はじめたち3人のほか、合宿の講師を務める川崎洋三(布施博)、5人の研修医・椎名真木男(増田貴久)、加藤賢太郎(千葉雄大)、白石美穂(大野いと)、川島豊(桐山漣)、森村圭一(前野朋哉)、アルバイト主任・新谷百合(森口瑤子)、研修所の管理人・塚原伝造(品川徹)。

合宿が行われるのは伊豆の孤島・不知火島。しかし、その島は、別名・鬼火島と呼ばれ、人々の怨念が火となって現れる心霊現象・鬼火が集うと語り継がれる島だった。鬼火に取り憑かれた者は、死者の世界に連れていかれるという。ふざけながらも少し気味が悪くなる一同。

そんな中、夜、合宿恒例の肝試しを行うことに。その肝試しとは、午前0時に研修所の一室である百日紅の間のドアの鍵穴から、部屋の中を順番にのぞくというものだった。百日紅の間は、鬼火の目撃談が数多くある、いわく付きの、開かずの間。ジャンケンで負けたはじめは、一番先に鍵穴をのぞく羽目になってしまう。鍵穴をのぞいたはじめの目に信じられない光景がうつる!?

明らかになる哀しい鬼火島の過去。台風で島に閉じ込められる一同。目の前から消えた首吊り死体。本当に鬼火の仕業なのか。逃げ場のない極限状態の中、はたして、はじめは真実を突き止めることができるのか!?

 

File No.4 「鬼火島殺人事件 完結編!」

2014年8月9日放送

はじめ(山田涼介)、美雪(川口春奈)、佐木(有岡大貴)が訪れた不知火島(別名・鬼火島)で起こった連続殺人事件。殺されたのは、不知火島で合宿をしていた不動総合病院の研修医・森村(前野朋哉)と椎名(増田貴久)。度重なる殺人事件に、一人でいるのが怖いと怯える美雪とはじめはイイ感じに…

一方、椎名が姿を消した時間にアリバイのない新谷(森口瑤子)への疑いが深まる中、次は自分が狙われるのではないかと恐れていた加藤(千葉雄大)は、はじめに研修医仲間の一人である海老沢(間宮祥太朗)について語り始める。

海老沢は、研修医仲間の中でいじめを受けていた。いじめを主導したのは病院の理事長の息子である森村だった。森村は、自らは手を下さず、海老沢と親友だった椎名に命じていじめさせるなど、陰湿なやり方で海老沢を追い詰めた。その結果、海老沢は自殺を図り、今も意識不明の状態だった。

加藤と話していたはじめは急激な睡魔に襲われ、深い眠りに落ちてしまう。そして、はじめが目を覚ました時、第3の殺人が起こっていた…。合宿参加者のうちの誰かが鬼火島の伝説を利用して連続殺人を行ったと考えるはじめは、驚愕の殺人トリックに気づく。この連続殺人の犯人は、あまりにも意外な人物だった……!

 

File No.5 「金田一少年の決死行」

2014年8月16日放送

催眠術師・川上剛史の催眠術ショーを見るため、はじめ(山田涼介)は、美雪(川口春奈)、佐木(有岡大貴)、真壁(浅利陽介)とキングドラゴンホテルへ行くことに。一方、キングドラゴンホテルではオーナーが誘拐されるという事件が発生。警視庁の剣持警部(山口智充)と畠山(宮下純一)が神奈川県警の刑事・友利(佐藤二朗)とともに捜査していた。

催眠術ショーの会場では、「子供コンシェルジュ」としてホテルの職場体験に参加する少年たちがいるほか、松岡修治(KREVA)、四之宮徹(駿河太郎)、藤井文香(伊藤裕子)という3人の男女の姿があった。彼らには絶対に隠しておきたい過去の秘密があった…。

ショーが始まると、川上は子供コンシェルジュ・道場龍(髙橋楓翔)の体を宙に浮かせるが、はじめは単なるマジックだと大声で言ってしまう。それを聞いた川上は、はじめにも催眠術をかける。催眠術にかかったふりをしてふざけるはじめだったが、ショーが終わった後、体にけだるい違和感を覚える。もしや本当は催眠術にかかったのか?!

その夜、オーナー誘拐事件の犯人から指示があり、剣持と畠山が身代金を持って指定の場所へ向かうと、そこで倒れている女を発見。それは胸を刺されて絶命した文香だった。そして、文香の遺体のすぐ近くに包丁を持って立っていたのは、はじめだった…。殺人事件とホテルオーナー誘拐事件の容疑をかけられたはじめはホテルを脱走。さらに、この事件の背後には、天才犯罪プロデューサーの高遠遙一(成宮寛貴)が関係していた…。

 

File No.6 「金田一少年の決死行 完結編」

2014年8月23日放送

剣持警部(山口智充)を殺害した容疑で警察に指名手配されてしまったはじめは、ホテルの子供コンシェルジュ・龍(髙橋楓翔)の手助けで逃亡を続ける。松岡(KREVA)の話では、12年前に洞窟に閉じ込めた考古学の教授・狩谷(半海一晃)の子供が外に抜け出し、“巌窟王”として神山(林泰文)、文香(伊藤裕子)、四之宮(駿河太郎)の3人を殺したに違いないという。その話の途中、松岡は何かに気付き突然走り出していく。

松岡を見失ってしまったはじめは、銃声が響きわたるのを耳にする。銃声がした場所ではじめが発見したのは、撃たれて死んでいる松岡だった。そこへ、はじめを追ってきた畠山(宮下純一)、友利(佐藤二朗)ら刑事たちが駆け付ける。追いつめられるはじめだったが、龍の機転の甲斐もあり追跡の手を逃れたはじめは、龍のアパートへ。疲れ切ったはじめは、高熱を出して寝込んでしまう。

一方、はじめを探していた美雪(川口春奈)と佐木(有岡大貴)は、偶然見つけた龍を追ってアパートにたどり着き、はじめと再会する。はじめの無実を信じる美雪と佐木の姿に胸をうたれる龍。はじめは、「ある人に会いに行く」と言い、警察とオーナー秘書・南麗子(美波)が待ち受けるキングドラゴンホテルへ向かうことに…。

12年間も洞窟に閉じ込められ、復讐に燃える犯人“巌窟王”は一体誰なのか?
そして、“巌窟王”を操る犯罪プロデューサー・高遠遙一(成宮寛貴)が仕掛けたトリックをはじめは解き明かすことができるのか!?

 

File No.7 「雪影村殺人事件」

2014年9月6日放送

300年以上前から、お盆の時期の朝に雪が降るという不思議な現象が起こる田舎の漁村・雪影村。はじめ(山田涼介)にとってこの村は、中学2年生の夏休みを過ごした思い出の地だった。この夏、はじめは再び雪影村を訪れることに。夏に降る雪に興味を持った佐木(有岡大貴)と真壁(浅利陽介)も、一緒に来ていた。

はじめは、3年前、雪影村で仲良くなった友人の島津匠(須賀健太)、立石直也(入江甚儀)、魚住響四郎(上遠野太洸)、太刀川都(山下リオ)、社冬美(藤原令子)、蓮沼綾花(平祐奈)と久しぶりに再会。しかし、友人の一人・葉多野春菜(小川涼)の姿がなかった。はじめは、春菜が1年前の夏の雪が降る朝に自殺したと聞かされる。自殺の理由は不明で「うれしい色だったはずが、許されない色だったなんて。もう死ぬしかない」という謎めいた文面の遺書が残されていた。

翌朝、はじめは、夏の雪を見ようと島津たちと集まって中学校へ向かった。校庭に着いたはじめたちは、雪が降り積もる校庭で倒れている冬美の遺体を発見する。冬美の喉元には、なくなったはずの“上送りの矢”が刺さっていた。校庭には、冬美のものと思われる一つの足跡しかなかった。別件で雪影村に来ていた剣持警部(山口智充)は、現場の状況から自殺の可能性が高いと判断するが、はじめは他殺の可能性を口にする。

そんな中、またもやはじめの旧友の一人が犠牲者として発見される…。

 

File No.8 「薔薇十字館殺人事件」

2014年9月13日放送

“ローゼンクロイツ”と名乗る謎の人物から青薔薇の完成披露会への招待を受けた天才犯罪プロデューサー・高遠遙一(成宮寛貴)は、招待客の中にいる自分のきょうだいが誰なのかを突き止め、その人物の命を守るために、はじめ(山田涼介)に協力を頼む。

はじめは、高遠とともに会場である薔薇十字館という洋館へ向かった。はじめを心配する美雪(川口春奈)も同行。招待されていたのは高遠のほか、フラワーアーティストの冬野八重姫(野波麻帆)、バイオフラワー社社長の祭沢一心(中村靖日)、詩人の月読ジゼル(藤井美菜)、織物師の禅田みるく(久世星佳)、写真家の佐久羅京(須賀貴匡)。いずれも薔薇に関わる仕事を持つ人物だった。そして、なぜか招待客の中には真壁(浅利陽介)もいた。真壁は薔薇が好きで、招待されたのだという。

客が揃っても、招待主のローゼンクロイツは姿を現さない。世話人である毛利御門(久保酎吉)の案内で食堂に集まった一同が、テーブルに置かれたプレゼントの箱を開けると、黒薔薇が敷き詰められた中に苦悶の表情を浮かべる男のデスマスクが入っていた。それを見た客たちは動揺し、帰ろうとする者も。しかし、館から外へ出る唯一の通路が猛毒の薔薇の茨でふさがれており、館からは誰も出ることができなくなっていた。

翌朝、客たちはローゼンクロイツから「完成披露会を行うので北端の円形応接室までお越し下さい」というカードを受け取る。応接室に集まった招待客たちが目撃したのは、十字架状に敷き詰められた薔薇の上で杭を胸に打ち込まれて死んでいる招待客の一人の姿だった…。

 

File No.9 「薔薇十字館殺人事件 完結編」

2014年9月20日放送

天才犯罪プロデューサー・高遠遙一(成宮寛貴)の依頼を受けて、謎の人物・ローゼンクロイツが開く幻の青薔薇の完成披露会に出席した金田一はじめ(山田涼介)。会場となった薔薇十字館で、招待客6人のうち祭沢一心(中村靖日)と禅田みるく(久世星佳)が殺害された。疑いを掛けられた高遠は招待客たちによって監禁される。しかし、高遠は犯行を否認し、ローゼンクロイツに罪を告白させて殺すと言い出す。

招待客として来ていた真壁(浅利陽介)は、高遠が生き別れた兄弟を探していると知り、動揺。真壁には、物心つく前に離ればなれになった兄がいた。自分が殺されると怯える真壁。一方、はじめは、「高遠の兄弟を殺す」と挑発するローゼンクロイツの目的が別にあるのではないかと考え、招待客の過去に隠された共通点があるのではないかと推理する。

そんな中、館内に火災報知機の警報音が鳴り響く。幸いにもボヤで済んだが、招待客たちが必要以上に動揺する姿に不信感を抱くはじめは、薔薇十字館に集まった人々が一年前に起きたホテル火災に関係していることを突き止める。しかし、火災に巻き込まれたのは1000人で、なぜ薔薇十字館の招待客6人だけが選ばれたのかは謎だった。

薔薇十字館に剣持警部(山口智充)と佐木(有岡大貴)が駆けつける。念願の高遠逮捕に燃える剣持だったが、監禁されていたはずの高遠は姿を消していた。高遠の内面に触れ、彼にある種の共感を覚えるようになったはじめは、この連続殺人の謎を解いて二度と高遠に人を殺させないと決意する…。

謎の招待主・ローゼンクロイツの正体と真の目的とは!?
そして、はじめは宿敵・高遠遙一の殺人を食い止めることができるのか!?

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