2007/6/6 「坊っちゃん」の舞台となった町 |
名作「坊っちゃん」の舞台として知られる愛媛県松山市。 作者・夏目漱石は、 かつてこの町で、英語教師を勤めました。 |
神経衰弱症に苦しんだ果て、 故郷・東京から逃れるようやってきた漱石。 |
彼はこの静かな地で、 くつろいだ暮らしをおくります。 |
日々の楽しみは、温泉通い。 赤手拭いをぶらさげては、のんびりと町を歩きました。 |
「道後温泉は余程立派なる建物にて 随分結好に御座候」 (狩野亨吉への手紙より) |
地元の純朴な人々との交流に、 心が洗われたという漱石。 |
後年、彼はこの記憶を作品に著しました。 |
のちに彼は、この町を舞台とした作品を書きました。 それが痛快無比な小説「坊っちゃん」 |
僅か一年の暮らし。 しかし夏目漱石は松山を、生涯忘れませんでした。 |
国:日本 愛媛県松山市
人:夏目漱石 「坊っちゃん」の舞台となった町
人:夏目漱石 「坊っちゃん」の舞台となった町
曲名:美しき夕暮れ
作曲者:服部隆之 ESCL-2884 Epic Records |