2007/6/20 「吾輩は猫」であるを執筆した家 |
東京都文京区本郷。 その人は作家への夢を抱いて、この町を歩きました。 文豪・夏目漱石。 |
東京帝国大学英文科の講師を勤めていた彼は、 学校にほど近い千駄木に、居を構えていました。 |
現在は明治村に移築されている、 当時、彼が暮らした家。 |
ある日、ここに、一匹の猫が迷い込んできます。 家族が何度追い払っても戻ってくる様を見かねて、 その猫を飼うことに決めた漱石。 |
猫を観察していた彼は、ふと考えます 一体何を見て、何を思っているのか? 果てしなく広がっていく好奇心と想像力・・・。 |
やがて漱石は原稿に、あの一文を書き表したのです。 |
「吾輩は猫である。名前はまだない」(「吾輩は猫」である) |
作家として、産声をあげた夏目漱石。 人生が輝いて見えた38歳でした。 |
国:日本 東京都文京区千駄木
人:夏目漱石 「吾輩は猫」であるを執筆した家
人:夏目漱石 「吾輩は猫」であるを執筆した家
曲名:少女・町子
作曲者:栗山 和樹 YRCN-11096 R and CLtd. |