2007/7/4 半生を過ごした地 |
パリから列車で一時間ほどの小さな村、ジヴェルニーに、 印象派を代表する画家、 クロード・モネは長く暮らしました。 |
彼がこの地にやってきたのは、 画家として認められ始めた、42歳のとき。 |
色彩画家であるモネは、 ひとつの作品とも言える、こだわりの家を築きました。 |
様々な色を使い、時間を掛けて、 理想の空間を形にします。 |
ここで妻や子供たちとくつろぎ、 また創造力を高めたモネ。 |
壁にはコレクションしていた、日本の浮世絵。 その鮮明な色彩に、彼は心を奪われたといいます。 |
そしてこのアトリエでモネは、 柔らかな光が降り注ぐ風景を、数多くの傑作に描きました。 |
「私はこの田舎がたいへん気に入っています」 (画商、デュラン・リュエルへの手紙より) |
ジヴェルニーで40年あまりの時を重ねたモネ。 彼はこの地に根を下ろし、鮮やかな花を咲かせたのです。 |
国:フランス ジヴェルニー
人:モネ 半生を過ごした地
人:モネ 半生を過ごした地
曲名:モントルイユ・シュル・メール
作曲者:松尾 早人 NECA-30188 IndexMUSIC |