2007/7/11 「ルーアン大聖堂」を描いたアトリエ |
中世の町並みを残す、フランスの古都・ルーアン。 石畳の道に佇む建物の二階に、 印象派の画家、モネのアトリエがありました。 |
彼がここを借りたのは、ある大作を描くため。 |
観音開きの窓を開けると・・・ 正面にそびえたつのは、ルーアン大聖堂。 |
この古(いにしえ)の建物が、刻一刻と変化していく姿を、 彼は連作で描こうと考えたのです。 |
日の出から日没まで、 窓辺にたたずみ絵筆を握り続けたモネ。 |
しかし光と石の移ろいやすい瞬間を捉えることは、 至難の業でした。 |
長い努力を重ね、光がもたらす、 聖堂の様々な表情を見つめた彼は、 やがて「ルーアン大聖堂」を完成させます。 |
のちに人はモネを「光の画家」と呼びました。 一瞬の煌きをカンバスに映し出した、 その情熱を讃えて。 |
国:フランス ルーアン
人:モネ 「ルーアン大聖堂」を描いたアトリエ
人:モネ 「ルーアン大聖堂」を描いたアトリエ
曲名:サラバンド < 侯爵夫人 >
作曲者:原曲者不明 |