2007/8/1 最愛の妻と過ごした「マルメゾン城」 |
フランス、パリの西郊外。 閑静な地に佇む建物は、 ナポレオンが暮らした、マルメゾン城です。 |
彼はまだ皇帝になる前の新婚時代、 妻・ジョゼフィーヌと共に、週末をこの地で過ごしました。 |
凄まじい早さで、出世の階段を駆け上がっていたナポレオン。 激動の日々を生きる彼にとって、ここは、 ほんのひととき、素顔を取り戻す場所。 |
ナポレオンは愛してやまない妻と、 優しい笑顔を交わしながら、 ゆっくりとお茶を楽しみました。 |
そして2人は手をとりあい、 香しい花たちに囲まれながら、 広大な庭園を散歩します。 |
後年、ジョゼフィーヌの死後、皇帝の座を追われたナポレオンは、 孤島、セントヘレナに流される直前に、 ここで最後のときを過ごしました。 |
「ジョゼフィーヌ! 彼女なしにはここには どうしても住めそうにない」(「ナポレオン自伝」より) |
この城にはいまも、ふたりの、 美しい時が流れています。 |
国:フランス パリ
人:ナポレオン 最愛の妻と過ごした「マルメゾン城」
人:ナポレオン 最愛の妻と過ごした「マルメゾン城」
曲名:LE-MARIAGE
作曲者:PATORICK DOYLE |