2007/12/26 父から芸術を学んだ故郷 |
スペイン南部。地中海を臨む港町、マラガで、 20世紀の偉大な芸術家は生まれたのです。 パブロ・ピカソ。 |
1881年10月25日。 この家の長男として、生を授かったピカソ。 |
幼い頃から絵を描くのが大好きだった彼の、初めておぼえた言葉は、 「鉛筆」だったといいます。 |
そんなピカソにとっての楽しみは、 美術教師である父・ホセが、家にいるとき。 |
父親が描くスケッチを、瞳を輝かせ見つめたピカソ。 幼い心に刻まれていく、絵を描く楽しさ。 |
やがて彼は、父の教えている美術学校に顔を出し、 教室の片隅で絵を描くのが、日課となります。 |
そんなピカソが9歳のとき、初めて描いた油絵。 それは、愛する故郷、マラガの風景・・・。 |
パブロ・ピカソは生涯、忘れませんでした。 少年の日に父に導かれた、心躍る時を。 |
国:スペイン マラガ
人:パブロ・ピカソ 父から芸術を学んだ故郷
人:パブロ・ピカソ 父から芸術を学んだ故郷
曲名:Juin
作曲者:松本 俊明 |