2008/01/30 芸術家として成長を遂げた地 |
フランス、パリ。今より90年以上前に、 ひとりの日本人画家が、この街を訪れました。 藤田嗣治。後のレオナール・フジタです。 |
憧れであった芸術の都に、彼がやってきたのは、 1913年、26歳のとき。 |
ピカソら新進気鋭の芸術家たちが集った、 モンパルナスのカフェ。 フジタもそこに足繁く通います |
夢と若さの他には、何も持っていなかった日々。 仲間たちの笑顔が溢れる空間を、 彼はこよなく愛しました。 |
しかしその作品が認められることはなく、 次第に募る焦りと不安。 |
そんなとき、フジタが出逢ったのが、 モデルのキキでした。 |
彼女を描いた裸婦像は、 独自の画法「乳白色の肌」と評判になり、 一躍、彼の名を世に知らしめるのです。 |
フジタはフランスを"故郷"と呼びました。 芸術家の心を育んでくれた、この地を。 |
国:フランス パリ
人:レオナール・フジタ 芸術家として成長を遂げた地
人:レオナール・フジタ 芸術家として成長を遂げた地
曲名:Sincerely
作曲者:中西 俊博 |