2008/06/11 妻とふたりで過ごした宿 |
「身延路を 右に左に 下部の湯」 (作 石原裕次郎) |
山梨県身延町にある、下部ホテル。 昭和36年、石原裕次郎は妻を伴いここにやってきました。 |
前年、スキー場で足首に大けがをした彼は、 このホテルで、2ヶ月近くに渡り、リハビリに励みます。 |
滞在したのは、自らが「裕林居」と名づけた離れの部屋。 裕次郎はここで、結婚したばかりのまき子夫人と 二人きりの時間を過ごしました。 |
多忙で、これまで殆ど一緒に過ごせなかった裕次郎とまき子夫人。 思いがけず訪れた人生の休暇は、 二人にとって待望の蜜月でした。 |
時折、下部の町や、川のほとりを散歩しては、 静かな時を楽しんだのです。 |
やがて怪我が癒えた裕次郎は、 この地を去る日に、詩を残しました。 |
「痛みとれ 別れ惜しむか 下部の湯」 |
国:日本 山梨県身延町
人:石原裕次郎 妻とふたりで過ごした宿
人:石原裕次郎 妻とふたりで過ごした宿
曲名:旅の途中で
編曲:MOKA |